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【京都市下京区】大丸京都店のレストランフロアの営業終了惜しみ「オトナのお子様ランチ」に行列も。

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「大丸京都店」(京都市下京区)のレストラン街が2022年2月28日をもって一斉に営業を終了するのに伴い、ファミリー食堂始め8店舗が「オトナのお子様ランチ」を提供、各店舗で同フロアーでの閉店を惜しみ行列ができるなどの賑わいを見せています。

2022年2月28日をもって一斉に営業を終了
2022年2月28日をもって一斉に営業を終了

 大丸京都店広報の長谷川眞之さんは、「8階レストランフロアの床下の機器などの老朽化のため、3年前から計画されていた改装工事がいよいよ実施段階に入ったためです。予定では2023年の3月完成としてますが延長の可能性もあり、開業時期は未定。飲食店舗のフロアーになることは決まっていますが、どういう形態で、どの店舗が入るかもまだ白紙です。さらに来て楽しくなるフロアーに生まれ変わります」と語ってくれました。

8階レストランフロア
8階レストランフロア

 筆者も幼いころ両親に連れられて、家族4人の月に1度の外食で高層階まで上がり食べたお子さまランチの味とおもちゃの自動車を手にした時のワクワクした気持ちは今でも印象に強く残ります。思春期になると恥ずかしくなって大人的なメニューに変わっていくのですが。改装前の最後のイベントが8店舗で行われています。

8階レストランフロア
8階レストランフロア

 1月12日から2月28日の営業終了まで行われている今回の企画では、フロアーの各店舗がそれぞれ独自の「オトナのお子様ランチ」を提供しています。ファミリー食堂提供のランチを注文してみました。昔ながらの受付で食券を買う形式は変わっていません。紺の制服に白いエプロン姿でウエイトレスさんが食事を運んでくれるのも昔のままでしょうか。

昔ながらの受付で食券を買う形式
昔ながらの受付で食券を買う形式

 ふんわり卵のオムレツの中から出てくるチキンライスをケチャップと絡めて食べると「変わらないよなあ」とついつい懐かしさで胸がいっぱいになります。味付けや量は大人向けにアレンジされていましたが、日の丸の旗が立っていました。数年前まで出されていた最近の通常のお子さまランチには、旗がなかったようです。若い世代は知らないかも。店員さんによると、提供開始から1ヵ月の来客者は「昔を懐かしむ50代から70代の人たちが比較的多い」と言います。

ファミリー食堂提供の「オトナのお子様ランチ」
ファミリー食堂提供の「オトナのお子様ランチ」

 他の店舗のお子様ランチも食べに来よっと! 2月28日までなのでみなさんぜひ行ってみてください。感染症対策をお忘れなく。

8店舗の「オトナのお子様ランチ」
8店舗の「オトナのお子様ランチ」

大丸京都店 (外部リンク)京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地 075ー211-8111

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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