やってはいけない!スピニングリールの寿命を縮めるNG行為5選
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釣りの必須アイテムであるリールは高いものから安いものまで様々ですが、どんなリールも適切にメンテナンスをすれば5-10年と長く使用することができます。
ですが使用方法を間違えると、大切なリールが短期間で壊れてしまうことも…。
そこで今回は、そんなスピニングリールの寿命を縮めるNG行為を5つ紹介したいと思います!
その① 地面の上に直置き
一つ目のNG行為は、「地面の上に直置き」です!
釣りで一休みしたいときや魚が釣れたあとなどに、上の写真のようにリールを直置きすることがあると思います。
ですがこちらの行為、リールを長く使いたいなら避けた方が良いです。
というのも、リールを地面に置くことで糸を巻いているスプールというパーツが地面に触れることになります。
するとスプールエッジと呼ばれる、上の写真の指で触れている部分に傷が入ってしまいます。
スプールエッジはルアーをキャストした時にラインが触れる部分で、ここに傷が入って鋭利な部分があると、キャスト中にラインが切れてルアーが飛んでいってしまいます。
スプールの傷は軽微であれば対処できますが、傷が深いとスプールを交換することになるので、地面に置く時は傷がつかないようにそっと置くようにしましょう。
その② リールを砂の上に置く
二つ目のNG行為は、「リールを砂の上に置く」です!
釣った魚と一緒にロッドやリールを並べて写真を撮るのってかっこいいじゃないですか?
僕もよくやるのですが、サーフなど砂の上でこれをやるのはリールにとって危険度がかなり高いです。
というのも、リールはたくさんのパーツが組み合わさってできた精密機器。
砂粒が内部に侵入しただけで、巻き心地がゴリゴリとして重くなりますし、内部のギアが削れてリールが壊れてしまうこともあります。
リールは非常にデリケートな道具なので、砂の上には置かないようにしましょう。
その③ リールをお湯で洗う
3つ目のNG行為は、「リールをお湯で洗う」です!
海釣りから帰った後に、シャワーを浴びるついでにリールも一緒に洗っている方も多いのではないでしょうか?
実はこれ、リールを長く使いたいなら避けた方がいいんです。
なぜかというと、スピニングリールは回転をスムーズにしたり、外部から海水の侵入を防ぐためにグリスやオイルといった油が塗られています。
これらの油は温度が高いと溶けて流れやすくなってしまうのですが、お湯で洗うことでリールに必要なオイルやグリスが流れやすくなってしまうんです。
オイルやグリスが流れてしまうと、パーツ同士が擦れて摩耗してしまったり、海水の侵入を許してサビてしまうといったトラブルが起こりやすくなるので、リールは必ず水で洗うようにしましょう。
その④ 海釣りの後にリールを洗わない
4つ目のNG行為は「海釣りの後にリールを洗わない」です!
これは初心者の方にありがちなのですが、リールは洗った方がいいのはわかるものの、どうやればいいかわからないからそのままにしてしまうというものです。
ですが海で使ったリールを洗わずに置いておくと、潮風や水しぶきなどによって内部に侵入した塩が、内部で固まってしまい、巻き心地が非常に重くなったり、パーツがサビてしまうことがあります。
海で釣りをした後は、塩が固まる前にリールを水洗いするようにしましょう。
その⑤ リールの力で根掛かりを外す
5つ目のNG行為が「リールの力で根掛かりを外す」です!
根掛かりしてしまってどうしても外せない時に、ドラグをガチガチに閉めた後にロッドを縦にして綱引きのように引っ張っている方はいませんか?
僕も昔はこの方法で根掛かりを外していたのですが、これもリールを長く使うためには避けた方がいい行為です。
というのもこの行為、リールにかなりの負荷がかかっています。
過去にこの方法で根掛かりを外そうとした時に、メインシャフトが曲がってしまって、リールがまともに巻けなくなり壊してしまったことがあります。
ちなみにねがかりした時はタオルなどを使って、ラインを直接つかんで引っ張った方がリールに優しいですし、根掛かりも外れやすいのでオススメです。
今回はやってはいけないスピニングリールの寿命を縮めるNG行為を5つ紹介しました!
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