【App Cloner使い方】LINEなどアプリを2つインストールしたい方必見!Androidアプリ
今回は、「App Cloner」という有名なツールを使ってLINEを複製してみました。
Androidスマートフォンでアプリを複製する方法とその使い方について解説していきます。
目次
- そもそも「アプリ複製」とはなんぞや?
- App ClonerでLINEアプリ複製する実際の手順
そもそも「アプリ複製」とはなんぞや?
本来はアプリ側で対処すべき機能だと思うのですが、スマホアプリのそれなりの数が「マルチアカウント」の対応をしっかり行っていなかったりします。
このため、例えばチャットサービスで複数のアカウントを使い分けるのがちょっと面倒なケースがあります。一度、あるアカウントをサインアウトして別アカウントで入り直さないといけない、とか、運用がちょっと面倒ですよね。
こういったケースの効率アップに繋がるのが今回取り上げる「アプリ複製」です。別アカウントのセットアップを行ったアプリの「クローン」を持つことで、そのサービスでのマルチアカウント運用を大幅に楽に出来る方法です。
この記事では「App Cloner」を使う方法を解説していきます。
App ClonerでLINEアプリ複製する実際の手順
App Clonerを利用する時にちょっと面倒な点が一つ。それは今はこのアプリはGoogle Playには登録されなくなってしまったことです。このためいわゆる「野良アプリ」として「サイドロード」から手動インストールを行う必要があります。
アプリのセキュリティチェックをGoogleが行うステップがなくなってしまうわけですので、ユーザーが本当の意味での「自己責任」で管理する必要があります。こういった導入方法を取るアプリを使いたいユーザーは、スマホにもセキュリティソフトを導入した方がいいでしょう。
さて、実際の手順を説明していきます。
App Clonerの公式サイトからインストーラー(apk)をダウンロードします。
続いてこれを実行してインストールを行いますが、その際、サイドロードしたパッケージからのインストールを許す設定を行う必要があります。
「開く」ボタンをタップすると警告が表示されますが、「設定」ボタンから「不明なアプリのインストール」を許可します。
この操作ではChromeからのサイドロードのみを許可します。
するとApp Clonerをインストールするかどうかの確認がポップアップしますので「インストール」を選びます。
Android 14ですと次のワーニングも出ます。「詳細」をタップしたのち
さらに「インストールする」をタップして初めてApp Clonerのインストール処理が走ります。
さらにさらに、AppCloner起動でもワーニングが出ますが気にせず先に進めましょう。
App Clonerのホーム画面がこちら。インストール済のアプリ一覧が表示されます。ここではLINEアプリのクローンを行うので表示されているLINEを選択。
次の画面で画面右上にあるDNAを模したようなアイコンのボタンをタップしましょう。
このあとも実はたくさん警告が出ます。オリジナルのLINEではなく、App Clonerが複製したクローン版LINEのインストーラーを動かしますのでそれに関するものです。気にせず先に進めることでクローン版LINEアプリのインストールまでたどり着きます。
以上の操作でLINEアプリのクローンが作成されました。
ちなみに、無償版のApp Clonerで作れるクローンは一つだけです。さらにたくさんのクローン作成を可能にするには、「寄付」を行ってプレミアム版にアップグレードする必要があります。
今回行ったようなアプリのサイドロードを許す設定は一度AndroidOSのソフトウェアを保護する隔壁のドアを開けるようなものですので、必要な野良アプリのインストール後はすぐに設定を元に戻しましょう。放置するとスマホ使用時のセキュリティレベルが大きく低下してしまいます。