【4歳児】汚い言葉をおもしろがって使います…どうしたらやめさせられる?対応法3選
いろいろな言葉を話せるようになってくると、
・うるせー
・てめー
・ばかやろう
・くそばばあ
・う〇ち!ち〇こ!し〇こ!
といった汚い言葉を使いだす子どもがいます。
3歳児から4歳児くらいの子どもをもつ親御さんから、どうやれば汚い言葉を使うのをやめさせられますか?と相談を受けることも多いです。
実際我が家の4歳児はてめえ、やうるせーなどは言いませんが、例にもれず排泄物や性器の名称を連呼しています…(笑)
・どうして汚い言葉を面白がって 使ってしまうのか
・汚い言葉を子どもが使っているときにはどうしたらいいか
子どもの精神発達面と保育園勤務の経験から記していこうと思います。
どうして汚い言葉を使ってしまうんだろう?
子どものこういった発言の裏側には、
・親や友達の注意をひきたい
・自分の発言に対する周りの反応がおもしろい
・おともだち同士で言い合うことで一種の連帯感がうまれる
こういった思いがあると考えられます。
子どもが汚い言葉を使っているとき、状況に合わせてなぜ汚い言葉をつかっているのか、理由を考えてみましょう。
①注目してほしいだけなのか?
②反応をおもしろがっているのか?
③人を傷つけようとする悪意があるのか?
理由によって対応が変わってきます。
どうしたらやめさせられる?具体的な対応策3選を紹介
結論を申し上げると、やめさせる!と躍起になるのはやめましょう。
ストレスがたまります。
子どもが自分からやめなければ、と思う気づきを与えていきましょう。
具体的な対応方法として、3パターンを解説していきます。
①子どものよい言動に注目し、伝える
親に注目してほしい、と思って汚い言葉を使っている場合は、生活の中でよくできていること、頑張っていることに注目しましょう。
【あなたのことをちゃんとみているよ】ということを積極的に伝えることで、子どもはいい言動の方が、親が反応してくれる!と学んでいきます。
②無関心を装って「それってどういう意味?」淡々ときいてみる
怒る、悲しむなどの反応をするとエスカレートするので、汚い言葉については淡々と対応します。
これによって、【汚い言葉を使っても反応してもらえない】と気づかせます。
正面から話すと威圧感があるので、横からや後ろから覗き込む感じで、「こんなこと言ったらダメだったかな…」と感じられる雰囲気を作りましょう。
③汚い言葉で親がどんな気分になるか言葉にする。
「そんなこと言われると、ママ悲しくなるな」
「パパは胸がぎゅーって痛くなるよ」
といったように、汚い言葉によって相手がどう感じるか、わかりやすく伝えましょう。
表情やしぐさもフルに使うのがオススメです。
これは、【死ね】【くそばばあ】【てめえ】【バカ】など、傷つける言葉に対してのみ使うことをおすすめします。
相手が傷ついて嫌だとおもうことに子どもが自ら気づけるよう、傷つく言葉についてははっきりと知らせましょう。
人を傷つける言葉じゃなければ、お家では大目に見るのもあり
特に語彙が増えてくる3~4歳ごろは、言葉への関心もあり、お友だちが言っている言葉やテレビで聞いて覚えた言葉をすぐに使いたがります。
特に多いのは親や先生の反応をおもしろがるパターンです。
排泄物や性器の連呼くらいであれば、「お外では言わないでね」と念押しして家ではあまり無理やりやめさせなくてもよいでしょう。
言ってたらだんだん飽きてくる、ということもありますので。
あんまり気にしすぎるとこちらがつかれてしまうので、伝えるべきことは伝えつつ「今はこんな時期か」と割り切る気持ちも大切です。
一生続くわけじゃないので、大丈夫!
いかがでしたか?
生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、自分の気持ちも子どもの行動もガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
フォローして、一緒にラク子育てを実現しましょう。いいねしてもらえると励みになります★
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!