【秋田県横手市】正月実家のゆったりとした時間の流れが、1月下旬に戻ってきた。
秋田県横手市、増田の町並み案内所「ほたる」で見つけたせんべい。それは筆者にとって昔の懐かしさを感じる、まさに「地元の味」がするせんべいでした。
「昔なつかし増田の味 自家製手焼きせんべい」と書かれたこのお菓子。ずっと昔から販売されていたのでしょうか。筆者が子供の頃からあったのでしょうか。このせんべいかはわかりませんが、確実に「昔味わったことのある」せんべいに違いありません。
それは開封した瞬間から分かりました。
こんがりと焼かれた、甘いせんべいの香り。もし、こんなフレグランスがあったら、筆者は思わず購入してしまうことでしょう。香りも、手触りも、その見た目からも、昔の懐かしさを感じます。
あぁ、正月実家のゆったりとした時間の流れが、1月下旬に戻ってきた気がします。
食べなくても、味がわかる。
筆者の脳や細胞がうったえかけてきます。
それではいただきます。
ほらね。やっぱり。
慣れ親しんだその味は、筆者にとって全身をリラックスさせたり、まったりとした表情を作り出す効果がありました。目まぐるしく情報が行き交うこの世の中から現実逃避して、実家のこたつでこいつをぽりぽりしていたい。
ところで、1枚に入っているごまの数は少ないけど、なんでこんなに「ごま香る」のでしょうか。知っている方がいたら、教えてください。ごちそうさまでした。