2022年12月、古都の夜を彩りまくり! 京都市東山区「光と食のアンサンブル」
気がつけば今年も12月。毎年本当に早いですが、今年も本当に早かった。2022年、一体何をなし得たのか……などと自問自答を繰り返すうち、ぐっすり快眠、いい夢まで見ちゃうという怠惰な毎日を過ごしておりますが、今回は師走の京都を彩る素晴らしいイベントをご紹介します。それは「光と食のアンサンブル 〜花宵の宴 Directed by NAKED〜」。東山七条にある「京都国立博物館」がそれはもう美しく彩られるワケでございます。今回はオープン1日前に行われた内覧会? レセプション? 的なものにお伺いさせていただきました。
ほれ! 美しいでしょ!! 資料によりますと、この「光と食のアンサンブル 〜花宵の宴 Directed by NAKED〜」は……「京都観光の課題である「ナイトタイム」に京都文化の真髄を体感できるものを民間の力で仕掛けたい(以上資料から)」……という思いで企画されたものとのこと。本当は2020年3月に開催が予定されていたものの、コロナ禍で叶わず、ようやく今年開催されることになったんですって。
メインとなるのは、120年以上の歴史がある、重要文化財の「明治古都館」の壁面。これまた資料によりますと、プロジェクションマッピングで博物館にある友禅染の着物の柄とか「花」をモチーフに時代を巡るストーリーが見られるんですって。
と、テーマはそんな感じなんですが、見てるととにかく美しい! いろんなモチーフが次から次へと映し出されまして……。
こんなふうに「いつの時代も花は美しい」なんて文字が出てきたかと思うと……。
いろんな花が咲き誇るデザインになったり、他にも次から次へと美しいデザインが映し出されていきまして、ホントずっと見てられる感じ。ちなみにまたまた資料によりますと、15分おきに行うショータイム(映像は10分弱)とのこと。
お伺いした当日も多くの人がいらっしゃってまして、それぞれスマホで写真や動画を撮ったりされてました。そりゃ、撮りたくなりますわね。
美しいプロジェクションマッピングのほかにもコンテンツが用意されてますよ。こちらは「NAKED つくばい」。コロナ禍ということで、感染予防対策のアートとなっております。ボックスのなかに手を入れたらどうなるかは、やってみてのお楽しみ!
こちらの「花宵のあかり」は、江戸時代に創業した京提灯の老舗、小嶋商店10代目・小嶋俊さんの立ち上げた工房「小嶋庵」とのコラボレーション。カラフルに灯された提灯といっしょに写真を撮る人がたくさんおられましたよ。
こちらは「DANDELION PROJECT」。またまたまた資料によりますと、これは……9月から「NAKED GARDEN ONE KYOTO」の一環として京都エリアを巡ってきた平和の願いを世界に届けるアートプロジェクト(以上資料から)……なんですって。
こちらもとにかく美しく、撮影するために皆さん行列されてました。QRコードを使って「あなたの綿毛」が飛ばせるので、これまた会場でぜひ!
そしてそして、光と食のアンサンブルってくらいなので、食も力入ってまっせ! 京都にゆかりのあるお店、12店が入れ替わりで毎日5〜6店舗出展するんです。京都らしさを感じられる和洋のスイーツがあれこれ楽しめますよ。
京都国立博物館を舞台にした「光と食のアンサンブル 〜花宵の宴 Directed by NAKED〜」は、クリスマスの12月25日(日)まで開催されております。次から次へと美しいモチーフが明治古都館の壁面に映し出されるそのスケール、華やかさに見入ってしまうこと間違いなし! 師走の京都を彩る光の祭典へぜひ、いらっしゃっせ〜!!
光と食のアンサンブル 〜花宵の宴 Directed by NAKED〜
場所/京都国立博物館 庭園(京都市東山区茶屋町527)
日時/2022年12月10日(土)〜25日(日)、18:00〜21:30(最終入場21:00)
入場/当日券 大人1,500円、小中学生1,000円、未就学児無料
前売り券 大人1,000円、小中学生800円、未就学児無料
※前売り券(日付指定券)はインターネットおよび全国のコンビニで前日の23:59まで販売