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ヒアルロン酸とトレハロースの組み合わせで肌老化を防ぐ!美容のプロが教える最新アンチエイジング

大塚篤司近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授
Ideogramにて筆者作成

今回は、肌の老化を防ぐ最新のアンチエイジング方法として注目されている、ヒアルロン酸とトレハロースの組み合わせについてお話ししたいと思います。

私たち皮膚科医は日々、年齢とともに変化していく肌の悩みを抱える多くの患者さんと向き合っています。シワやたるみ、シミなどの老化サインは、加齢だけでなく、紫外線や生活習慣などさまざまな要因が複雑に絡み合って現れます。中でも、肌の糖化ストレスは老化を加速させる大きな原因の一つです。

糖化ストレスとは、体内の糖とタンパク質が結合してしまうことで起こる現象です。この結合によって生成される最終糖化産物(AGEs)が、肌のコラーゲンやエラスチンを傷つけ、弾力やハリを失わせてしまうのです。また、AGEsは酸化ストレスを引き起こし、炎症反応を促進することでも知られています。

そこで今、糖化ストレスに立ち向かう成分として注目されているのが、ヒアルロン酸とトレハロースなのです。

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近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授

千葉県出身、1976年生まれ。2003年、信州大学医学部卒業。皮膚科専門医、がん治療認定医、アレルギー専門医。チューリッヒ大学病院皮膚科客員研究員、京都大学医学部特定准教授を経て2021年4月より現職。専門はアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患と皮膚悪性腫瘍(主にがん免疫療法)。コラムニストとして日本経済新聞などに寄稿。著書に『心にしみる皮膚の話』(朝日新聞出版社)、『最新医学で一番正しい アトピーの治し方』(ダイヤモンド社)、『本当に良い医者と病院の見抜き方、教えます。』(大和出版)がある。熱狂的なB'zファン。

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