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これで熟睡⁉寝つきをよくする"赤ちゃん入浴ポイント"3選

お風呂に入ると、心身共にリラックスができ、ぐっすり眠ることができます。ただし、大人と赤ちゃんの「お風呂の適温・入浴時間、寝床までのベストなタイミングは違う」とご存じでしたか?今回は、2500人の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなが、寝つきをよくする赤ちゃんの入浴ポイントを3つご紹介します。

眠れない原因のひとつ「深部体温が下がっていない」

大人でもなかなか眠れない、寝付けないことがありますが、その原因のひとつが体の深部体温(体の内側の体温)が下がっていないことにあります。今回は深部体温についての説明は割愛しますが、上手に赤ちゃんの深部体温を下げるためのポイントもお話しします。

point1 ぬるま湯&短時間

お風呂は意外と体力を消耗します。ママパパもリラックスできるため、長湯になりがちですが、38~39度のぬるま湯に数分程度でよいでしょう。冬は、脱衣場も寒くなりすぎないように、浴室全体を温めておいてください。

ちなみに、毎日必ずお風呂に入れないといけないわけではありません。綺麗なガーゼやタオルで拭ってあげる日があってもよいでしょう。ママパパの負担になりすぎないようにしてくださいね。

point2 寝つく45分~1時間前にお風呂

お風呂は寝る1〜2時間前に入りましょう。と聞いたことはありませんか?実は、これは大人のタイミング。赤ちゃんは、寝つく45分~1時間前にお風呂に入ることによって、入眠効果を最大限利用し、熟眠を促せます。(深部体温が下がるペースは気温によっても異なります)

point3 お風呂後はゆったり&ルーティーン化

お風呂後は、激しい運動は控え、絵本を読むなどしてリラックスして過ごしましょう。リビングは薄暗い状態にし、ルーティーン化した流れで寝床までいくと赤ちゃんも安心し、落ち着いて入眠できますよ。

よくあるケースが、長風呂やお風呂で遊び疲れ、上がる頃には寝落ちているパターンです。

これは、「寝落ちしてしまうくらい、かなり疲れている状態」ということ。

もし、お風呂上りに、ほぼ寝かけており、夜泣きもしているなら、少し寝かせてからお風呂に入るようにすると、夜泣きに繋がりにくくなるでしょう。お風呂の効果もしっかり利用し、今日からぐっすり寝てくれますように。あなたの育児を応援しております。

IPHI乳幼児睡眠コンサルタント。ねんねブーケ代表。自身が夜泣きに悩んだ経験から乳幼児睡眠の国際資格を取得。小・中・高校教員免許保持。保育士養成系大学での講師活動や、企業と連携し睡眠講座も開講。instagramを中心に発信を続け、総フォロワー1・6万人。月150組相談、のべ2500人以上の睡眠相談実績を持つ。自身が運営する「るるるん。ねんねサロン」では、毎日夜泣きや離乳食、子育て相談ができる。元アナウンサー。

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