「蕨市役所」にて「蕨土産大作戦」が展示中！

「蕨市役所」の正面ロビーに、ちょっと変わった作品が展示されています。

「双子織ワラビーグミ」や「わらびのお守り大福」、「わらびのミニりんご飴」など、蕨市にちなんだネーミングと、ターゲットまで設定された個性が光る作品が並びます。

これらの作品を作ったのは、「蕨市立東中学校」の2年生です。

2023年、1学年総合的な学習として「蕨ブランド学習会」を受けた生徒らが、今度は「蕨土産」を考案。考えた架空の蕨土産を、美術の授業で紙粘土や樹脂粘土を使って作り上げました。

「蕨土産大作戦」は、2024年12月より「蕨市役所」にて展示スタート。12月は2年3組、2025年1月は2年1組、2月は2年2組と、展示する作品を入れ替えながら2025年2月末まで展示される予定です。

「蕨土産大作戦」には、どんな蕨土産があるのかな？

「蕨土産大作戦」商品化されたら食べてみたくなるような作品や、人気の出そうな作品も見受けられ個性的でユニークな作品も展示されています。

例えばこちらの「わらぶもち」。

蕨出身の「THE ALFEE」高見沢俊彦さんがデザインした蕨のマスコットキャラクター「エンジェルわらぶー」を可愛らしいお餅にしています。

ターゲットである女性や小さな子どもに受けそうな蕨土産です。

こちらの「わらびりんごの花ゼリーと実」は、蕨生まれのわらびりんごを使った蕨土産です。希少な実だけでなく、わらびりんごの花を採用しているのもポイントです。

見た目も美しく華やかなフラワーゼリーに、わらびりんごの小さくて白い花が入っていることを想像したら、ちょっと買ってみたくなりますよね！

「蕨土産大作戦」には、紹介した2つの作品以外にも、思わずうなってしまうような架空の蕨土産の数々が展示されています。
ぜひ「蕨市役所」へ足を運びご覧ください！

この中から新たな「蕨土産」が誕生するかも！？

「蕨ブランド認定品」にもなっている「わらびの蕨もち」 や「ラ・パティスリー・ドゥ・フレル」の「わらびもちショコラ」等など、蕨市ではこれまでにも数々の「蕨土産」が生まれてきました。

今年10月に新発売された「わらびりんごようかん（※）」も、わらびりんごの育成状況等を考慮しつつ来年度の製造・販売を目指しています。

※好評につき今年度製造分はすべて完売しています。

もし、中学生が考案したメニューが新たな「蕨土産」として商品化されることがあれば、大きな話題となるとともに注目を集めることは間違いありません。

蕨の新しいお土産や新しい名物を作りたいと考えている市内の飲食店や製菓店の方がいたら、中学生のアイデアを参考にしてみてはいかがでしょうか？

もしかしたら「蕨土産大作戦」が、新たな「蕨ブランド認定品」誕生のきっかけになることがあるかも！？

「蕨土産大作戦」を見ていたら、ついついそんな未来を想像してしまいました。

【展示情報】

蕨土産大作戦

展示期間：～2025年2月28日(金)

会場：蕨市役所 1F展示スペース

　　　埼玉県蕨市中央5-14-15