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【宮城県 東松島市】しゅわ〜っと柔らか生地!クリスマスに食べたい苺ショートケーキ(1) [矢本地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

11月も半ばに入り朝晩冷え込むようになったこの頃、街なかを歩いていると目にするようになった「クリスマスケーキ予約受付」の文字。近年ではインターネットを利用して好みのケーキをお取り寄せしたり、デパートやスーパーマーケットはもちろん、コンビニエンスストアーでも気軽にケーキの注文ができる便利な時代となった。
クリスマスケーキというと、現代では大きなホール型(丸型)のケーキが主流となっているが、案外食べきれない場合もある。大人数でケーキを取り囲んでのクリスマスパーティーのような場面では、ひょっとしたらケーキを残すどころか争奪戦になっているかもしれないが・・!食べ切れなかった場合を考えた時に、やはりショートケーキはクリスマスに再注目される存在だと筆者は密かに思っている。
そこで今回はショートケーキの中でも、クリスマスにおすすめの「苺ショートケーキ」にスポットライトを当て、宮城県東松島市内にある洋菓子店のケーキを皆さんにご紹介していこう!

ご紹介するのは市内矢本地区にある、老舗の和洋菓子店「おおむら」の苺ショートケーキだ。実は以前の記事で、同店の地域に長〜く愛されている和菓子「白がんづき」をご紹介している。同店は「和洋菓子店」の文字を掲げているだけに、和菓子と洋菓子の両方とも魅力的で美味しい!
さて、和洋菓子おおむらの苺ショートケーキだが一般的な装いの中に、実はいくつもの魅力が詰まっているのだ。身にまとっているアルミ箔のベールを脱ぐと・・・

てっぺんを覆っている純白生クリームとは別の「苺クリーム」が2段式で封じ込まれていて、そしてスポンジはフワフワ食感を期待させるような気泡!

クリームには職人の小技が効いていて、苺クリームにはコクがあって酸味と甘味もしっかりしているタイプ、一方で生クリームはかなり軽めで甘さも控えめなのだ。それぞれクリームのタイプがガラッと違うので、食べ進めるほどにその変化を楽しめるという訳だ。

そして筆者のお気に入りであり、おすすめの点は「スポンジケーキ」だ。驚くことにフォークでスポンジを切り分ける際に、耳を澄ますと『しゅわ〜』っという音が聞こえるのだ。その音に期待感を高めながらスポンジを頬張ると・・間違いなくふわふわのやわらか食感!シフォンケーキの生地までには到達しない柔らかさで、その絶妙な加減は他にはない魅力だ。皆さんもぜひ、苺ショートケーキの鳴き声『しゅわ〜』に耳を澄ましてみてほしい。

今回は宮城県東松島市の矢本地区にある「和洋菓子おおむら」の苺ショートケーキをご紹介してきた。シンプルだけど実は職人の技が効いている「苺ショートケーキ」は、なかなか奥が深くいいものだ。12月のクリスマスには大切な人々と一緒に、みんなで苺ショートケーキを楽しもうじゃないか。

名称:いちごショートケーキ
販売店:和洋菓子おおむら
住所:宮城県東松島市矢本上新沼10-3
営業時間:9:00 - 17:30 ※火曜日のみ10:30 - 16:30)
定休日:土・日曜日 ※営業時間や定休日は変更になる可能性があります
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フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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