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神戸最大級の露天風呂!「ニフティ温泉10冠」の名湯は、三宮から2駅で行けて食事も豪華【兵庫県神戸市】

Hinata J.Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

最近は冷んやりした日が多いですね。体もこわばり疲れが溜まり始めたように感じていますが、皆さんはどうでしょうか?頑張っている体と心に、ちょっとしたご褒美をあげていい頃合いかもですね。

先日、近くにいい温泉があるよと教えてもらいました。神戸なら有馬温泉が有名ですが、そこまで行かなくても三宮から地下鉄で2駅の場所にあるのだそうですよ。

「すずらんの湯」は、2023年ニフティ温泉で10冠を取ったのだとか。凄くないですか?近場にこんないい温泉があるなんて嬉しい限りです。

せっかくなので記事にしてご紹介したいと思っていたら、オープン直前のお客さんが入る前の時間に、中の写真を撮らせてもらえる事に。

まずは露天風呂から。天然温泉の源泉掛け流しという贅沢な露天風呂です。少し半透明な色で、浸かっていると肌がツルッとします。

その左横手にはつぼ風呂が。こちらも源泉掛け流しで陶器製のつぼ風呂が5つもあります。大きめサイズで親子が一緒に入っている姿も見かけました。

こちらは寝風呂(あつ湯)です。右奥の端に頭を置けるようになっていて、そこから浅い斜めの傾斜になっています。

中央の木の部分から左手は深くなっていて、床に座るように浸かると肩まですっぽり入れます。木に座ると腰湯という具合で、色んな段階を楽しめるあつ湯。

温度は40度前後と少し高めかなと思いましたが、寝風呂だとそれぐらいが丁度良く、夜になると冷んやりするので肩まで浸かれるのが最高。

そんなあつ湯の隣にはひのき水風呂が。神戸が誇る名水、宮水がひのきの風呂にたっぷりと注ぎ込まれています。どこかからふわりと感じたひのきの香りはここからだったのですね。それに混じって、山の土の香りが漂っています。

露天風呂の入り口には円形になった大池風呂があるのですが、ここも端は浅く寝転べる感じで、真ん中が深めになっていました。

ぬるめのお湯なのでずっと入ったまま景色を眺め続け、ボーッと何も考えない時間を持てました。落ちてきた紅葉が流れるお湯に乗ってくるっと回転するのも風流。

男女でお風呂の入れ替えが、週替わりであるそうですよ。今日ご紹介している庭園露天風呂の名前は「紅葉」、もう一方は「竹林」です。

私が行った頃には紅葉はまだこれからでしたが、今はもう色づき始めているそうです。これから行くとちょうど紅葉真っ盛りかも。

内風呂も興味深いものが沢山ありました。見た目が個性的な電気風呂や大きな岩をくり抜いたような巨石風呂、そして何やら背の高い岩が立っている抱き石風呂というお風呂も。

私はサウナには入らないのですが、ここにはふたつのサウナがありました。オートロウリュ、スチームサウナが共に名水の宮水を使用。ととのい処もリニューアルしたのだとか。

そして注目は温泉だけではありません。例えば、ご飯屋さん「創作ダイニング蒼」。ここの料理が見た目もゴージャスで味も良かったのが驚きです。

本格割烹料理店や洋食料理店で腕を磨いたという料理長が一から作っているというお料理は、地産地消にこだわっていて、全国の契約農家からの新鮮な食材を取り入れたお料理。

この日、私が頂いたのは「すずらん御前 2,000円(税込)」。とても大きな蓋のついたお椀に出てくるのですが、その大きさに皆が驚きます。そして蓋を取るとさらに歓声が上がるようなゴージャスさ。

居酒屋メニューのような一品料理もあり、アルコール類も充実。ビールは「神戸ムーンブルワリー」という神戸市西区産の有機米コシヒカリを使用したビールなど、珍しいものも置いてましたよ。

また、六甲宮水でじっくりと蒸したという、なめらかとろとろ食感で人気の温泉卵プリンなども人気なのだとか。

他にも、お土産屋さんでは昔懐かしい駄菓子が並んでいて子供も楽しめたり、地域の特産物やこだわりの商品も。

施設内には岩盤浴もあり、ハーブ浴やよもぎ蒸しなども。リラクゼーションサロンも充実しているようで至れり尽くせりですね。

そんな感じで、あれもこれも楽しめた1日。三宮の街からこんなに近いのに雰囲気がガラッと変わった空間でのんびりできたのが嬉しかったです。皆さんも、思い立ったらパッと行ってみては。

有馬街道温泉すずらんの湯HP(外部リンク)

営業時間:入浴 10時〜24時(最終入館受付23時)

その他、各館内施設の営業時間はこちらから

場所:兵庫県神戸市北区山田町小部字妙賀11-1
TEL:078-593-1126(電話受付時間10:00〜21:00)

神戸電鉄「鈴蘭台駅」「北鈴蘭台駅」「谷上駅」

市営地下鉄「谷上駅」三宮より2駅

※共に駅からの無料送迎バスあり

料金:大人平日1,000円〜詳しくはこちら

※取材ではすずらんの湯様の協力により、温泉と食事を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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