「願望実現」のための6つの質問 ~6つの質問を繰り返せば目標は達成する~
■「願望実現」のための6つの質問
「どうしたら、夢が叶うのか」
「願望実現」というテーマは、多くの人が興味を持つものだ。しかし実際に願望を実現するためには、まず目標を明確に設定することである。
抽象的な目標では、具体的なアクションプランを立てることができず、目標達成が困難になってしまうからだ。
そこで、今回は「願望実現」に必要な6つの質問を紹介し、図解を交えてわかりやすく解説する。
この6つの質問を使えば、具体的な目標を設定することができる。自分自身の思考を整理して、効果的なアクションを起こすこともできる。ぜひ、この記事を読んで、あなたの「願望実現」に役立てていただきたい。
<願望実現6つの質問>
■あなたの目標は何ですか?
■その目標を達成する目的は何ですか?
■どんなやり方で目標を達成しますか?
■目標を達成させるためにすでに足りているリソースは何ですか?
■目標を達成させるために不足しているリソースは何ですか?
■目標達成のためにまず何を始めますか?
■あなたの目標は何ですか?
まず最初の質問だ。
ほとんどの人が最初につまずいてしまうのが、目標を「具体化」できないこと。
私が長年にわたり「絶対達成コンサルタント」をしてきて思うのが、最初のこの設定プロセスを軽視する人が非常に多いということ。
抽象的な表現で逃げてしまうと、後のプロセス全部が狂ってしまう。なので、エイヤ!で良いから、具体的な数値目標や期限を決めよう。
■その目標を達成する目的は何ですか?
2つ目の質問だ。
「その目標を達成する目的・意義は何か? 達成することでどんなベネフィットを得られるのか?」
このように自問自答してみよう。
目標を具体化したあとに抽象化するのだ。目的と目標を「具体と抽象の往復運動」することで、かなり頭が整理される。
■どんなやり方で目標を達成しますか?
3つ目の質問だ。
具体的な目標(明確な期限も)が決まれば、やり方でそんなに悩むことはない。いっぽう目標も期限も曖昧だと、やり方はいつまで経っても決まらない。
そこで、「あり方」は変化させず「やり方」は常に変動させるものと割り切る。「戦略」「行動計画」などは、迷うことなく、素早く決めるのだ。
日ごろから読書などを通じて知識ストックがあれば、半日もあれば立案できるはずだ。
■目標を達成させるためにすでに足りているリソースは何ですか?
4つ目の質問。
この質問で大きな気づきを得られるだろう。目標達成のやり方を「ざっくり」と決め、そのやり方をとるのに、足りている自分のリソースを上げていくのだ。
足りているリソースを十分に検討することで、「行動さえ伴えば目標に近づける」と自信を持てるようになる。足りないところに焦点を合わせる前に必ず確認しておきたい点だ。
■目標を達成させるために不足しているリソースは何ですか?
5つ目の質問だ。
目標達成させるために「不足しているリソース」を見つける。これは4つ目の質問よりも簡単だ。「足りているリソース」から差し引けばいいだけだから。
このとき不足しているリソースを自前で準備するのか、外から調達するかのか。きっと迷うことだろう。よく吟味したほうがいい。期限から逆算して選択するのだ。「スキルアップ」「人脈形成」は逆算しづらいので要注意である。
■目標達成のためにまず何を始めますか?
6つ目の質問。これが最後である。
5つ目までのプロセスがキチンとできていれば、「どのようにスタートするか」は簡単に決まる。
(反対に、いきなり行動をスタートさせようとする人は何から始めたらいいか迷うだろう。それに、始めたとしても長続きしないことが多いはず)
なので、なかなか行動を始められない人は①~⑤までのプロセスを見直してみる。①~⑤までは何度も往復させる心構えでいるべきだ。
このように、「願望実現の6つの質問」を使って自問自答を繰り返す。6つの質問を習慣化するのが一番いい。
私がおススメするのは、目標の曖昧性を取り除くこと。リソースの過不足を細かく確認すること。この2つである。ぜひ試してみてほしい。