タイパはZ世代だけのものではなく、今や家事もタイムパフォーマンス重視の時代。この春、パナソニックからも新しい自動調理鍋が発売されますね。「タイパ家電」は欲しいけど、まだまだお高いのも現実。そこで今回は、タイパ家電を買わなくても家事のタイパを今すぐ上げる方法を2つお伝えします！

1.「ながら」とか「ついで」にやる

家事のタイパを簡単に上げるための一番簡単な方法は「ながら」とか「ついで」でやることです。

たとえば、歯を磨きながら洗面台を拭くとか、鍋を火にかけながらシンクを洗うとか、トイレに行ったついでに掃除をしてしまうとか。「そんなことくらい知ってるよ！」と思うかもしれませんが、あなたはやっていますか？

簡単と思いながらも、意外とやっていないのが、ながらやついでの家事。とりあえず、洗面台を使ったついでに拭く、トイレに行ったついでにちょっと掃除をするだけでもやってみてください。

続けていけば、わざわざ掃除をしなくてもいいくらい家事がラクになることに気づきますよ。

2.一度にまとめてやる

まとめてやってしまうというのも、タイパのいい家事のしかたです。

たとえば、カレーをつくる時、今日使う分だけの野菜を切るのではなく、今ある野菜をまとめて切ってジッパー付き袋に入れ冷凍しておく。

そうすると、野菜を切るのは一度で済みますが、切った野菜は何度か使えます。しかも、次に使う時は切る作業を省略できるから料理時間が早くなる！

人参、玉ねぎ、大根、ピーマンなど、切って冷凍できる野菜は結構ありますから、買い物をしてきた日の最初の調理の際にまとめて切るのがおすすめです。冷凍した野菜は味が染みやすくなるメリットもありますので、そこも時短になり一石二鳥ですよ。

他にも、野菜を洗う時はまとめて洗って水気を拭いてから冷蔵庫にしまう、麦茶をつくるときにティーバックを全部切り離しておく、1回に炊く分のお米を計量して袋に入れておくなど、最初の作業の際に全部をまとめてやってしまえば後の手間が減り、次回から時間が省略できますよ。

さらに楽しめれば最強！

家事だけをしている時間が多いと、自由な時間がなくなりタイムパフォーマンスが悪いと感じてしまいます。そして「家事がうまくできない自分はダメだな」と自己嫌悪に陥ることさえありますよね。

そんな時は、「これはついでにできるかな？」とか、「あれをまとめてやってみよう！」と、タイパ家事を試すこと自体を楽しんでしまいましょう！家事で楽しめれば、こんなにタイパのいいことはありませんよね。タイパ家電を買うのはその後でも遅くありませんよ。