【いつもは笑顔で寛大なママ】子どもと二人きりになると豹変してしまいます【私は二重人格?】
いつもニコニコ笑顔なママ
子どもと出かけていて、子どもがゴネても丁寧に対応できるママ
保育園や児童館の先生にはいつも感じよく気遣いのできるママ
いつもはこんな風に頑張って【理想のママ】を演じています。
でも…
車に乗った瞬間、子どもに向かって感情的に怒鳴りつける
家に帰ってドアを閉めた瞬間、手に持っているものを床に投げつける
まるで本当の自分が解き放たれたように、子どもにひどいことを言ってしまう
こんなことがやめられません。
いつもではないんです。
でも、ふとしたときに抑えきれないもう一人の自分が出てきて豹変してしまうのを感じています。
私は二重人格なんでしょうか?
子どもはこんな母親に育てられてかわいそうとすら思います。
どうしたらいいですか?
こんな相談をいただきました。
※同じように悩んでいるママのお役に立つなら…とお悩みについて記事にする許可をいただいています。特定を防ぐため、一部フィクションが含まれます
おさえきれない自分の気持ち、それに支配されてしまう恐怖…
お子さんもつらかったでしょうが、ママ自身もとてもつらかったことと思います。
なぜこんな風になってしまうのか?
科学的・心理学的な視点から解説していきます。
自分を抑えられない…と悩んでいるママやパパは、ぜひ最後まで見てみてくださいね。
豹変すると子どもが大人しくなる、と学んでしまっている
突然ですが、豹変した時の子どもの反応はいかがでしょうか?
目に涙をためて震えている
泣きながら謝る
やってほしくない行動をやめる
おそらく子どもには、豹変した直後こういった変化が起こるのではないでしょうか?
そして、大声を出したあなたは、少しスッキリした気持ちになるのではないでしょうか。
自分の意見が通った
そんな思いと共に。
そしてすぐに後悔するところまでワンセットです。
ああ、また怒鳴ってしまった
本当に私はいつも怒ってばかり
子どもたちに悪かったなあ
豹変すると、子どもが自分の思い通りになる。
たとえ後で自己嫌悪に陥ったとしても。
この【成功体験】が、いくらイヤだと思っていても同じことを繰り返してしまう原因の一つだといえます。
あなたの自己評価は【豹変するママ】じゃない?
脳は、自己評価に近い情報や感情を選んでいます。
つまり、あなた自身が『人前ではいいママを演じるけど実際の私は怒りやすいママ』という風に考えていたとしたら…
人前以外では怒りたくなるような要素ばかりが目につき、普段する行動(例えば、子どもと2人きりになったとたん怒鳴る、感情を爆発させるなど)をとってしまうのです。
普段する選択ではない選択をするとなると、脳には負荷がかかります。
そのため、自己評価にあったいつも通りの選択を毎回してしまうという事態に陥ってしまいます。
自己評価を書き換えて!自分のなりたい姿を明確にしよう
オススメは、自分のなりたい姿をしっかりと言葉にして、自己評価自体を自分がなりたい姿に変えてしまうことです。
自己評価、というのは、過去の自分の経験からできています。
そのため、変えるためにはちょっとした工夫が必要です。
私がお客様によくやっているのがインタビューワークです。
自分のなりたい姿を紙に書き出して、その自分になりきってインタビューを受ける、というやり方です。
自分一人でやる場合は、鏡を見ながらやってみるとよいでしょう。
子どもに対して、怒鳴らなくなったのはなぜですか?
怒鳴りそうになったら、どんな工夫をしていますか?
今そんなに余裕をもって楽しく生活できているのはなぜですか?
こんな風に自分で【なりたい未来の自分】にインタビューしてみましょう!
はじめは少し恥ずかしいかもしれませんが、やりはじめると楽しくなってきます。
また、コレを続けていくことでつぎに豹変しそうになったときに【なりたい未来の自分】が答えた内容が頭に蘇り、今後の選択がかわっていくでしょう。
いかがでしたか?
生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、自分の気持ちも子どもの行動もガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!