「ナスは冷蔵庫で保存しないで!!」八百屋からの警告!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
気温が高くなってきて、青果コーナーも春野菜中心の売り場から夏野菜を目立たせる売り場に変わっていっているのではないでしょうか。
そんなこれから旬を迎えて美味しくなってくる夏野菜。ピーマン、ナス、トマト、きゅうりなどありますが、皆さんはどの夏野菜がお好きですか?
私が個人的に大好きな夏野菜は「ナス」です。ナスは油との相性が抜群で、揚げ物や麻婆なす、炒め物などにすると絶品ですよね。
そんなこれからの時期おいしいナスですが、保存方法を間違ってしまっている方が多くいる野菜なんです。
そこで今回は「ナスの正しい保存方法」を紹介していきます。
ナスの正しい保存方法
「ナスは冷蔵庫で保存している」という方が多いのではないでしょうか?実はその保存方法、間違っているんです。
ナスの正しい保存方法の手順を紹介していきます。
1.ペーパータオルでつつむ
2.保存袋に入れて常温の冷暗所で保存
この方法で保存したナスは3日程度で食べ切りましょう。
めんどくさい時や、時間がない時はペーパータオルで包まず、そのまま保存袋に入れるだけでもOKです。
インド原産で高温多湿を好むなすは、低温と乾燥を嫌います。
冷蔵庫に入れると低温障害を起こして果肉が茶色くふやけたようになったり、果肉が硬くなったり、種が黒くなります。こうなると歯切れが悪く、苦味も出るので常温保存で早めに食べきるのがベストです。
真夏だと冷蔵庫に入れた方が長持ちする場合もありますが、上記のようなデメリットがあるため、基本的には冷暗所で保存し早めに食べ切りましょう。それでも冷蔵庫に入れる場合は、温度帯の低い冷蔵室ではなく、野菜室で保存するようにしましょう。
大量になすがある場合は、3日で食べ切るのは難しいと思います。そういう時は、冷凍保存や天日干しして保存すると長持ちさせることができるので、参考にしてくださいね。
ナスの正しい保存方法まとめ
今回はナスの正しい保存方法を紹介しました。
ぜひこの方法を使って、これらかの季節美味しいナスをたくさん食べてくださいね。
他にも「八百屋直伝!新鮮で美味しいナスの選び方」や「絶品!ナスの生姜焼き丼のレシピ」という記事も書いています。
ナスの生姜焼き丼はめちゃくちゃ美味しいレシピに仕上がっているので、気になる方は読んでみてくださいね。