全国高校駅伝【ランニングシューズチェック】女子の厚底率急増!
|厚底シューズ席巻
女子駅伝は最長で6km、3~5kmの5区間ということもあり、昨年まではNikeの厚底シューズは45%と半数を切る結果に、しかし今年形勢が多く変わりました。今回は女子のシューズチェックをしたので紹介します。
|薄底シューズはアシックスとミズノ
短い距離は、アシックス「ソーティーマジック」やミズノなどのシューズを履く選手も、しかし235名中20名弱と1割を見たない結果に、更にニューバランスは私が見る限り「HANZO」1名と残念な結果になりました。
|アディダス、ミズノが全体のブランド3位と4位
ミズノは「WAVE Duel Neo」など全体の5.5%。アディダスは「TAKUMI SEN6」、「アディオスプロ」など全体の6%強ともっと伸びて欲しい印象がありました。
|メタスピードが目立つアシックス
箱根では今年アシックス着用率が0名と不名誉な結果に、しかし今年発売された「メタスピードスカイ」などの躍進は目を見張るものがあります。女子では約40名近くの選手が履いて都大路を駆け抜けました。厚底シューズでカーボンプレート内蔵で、Nikeの牙城を崩すのではと思う結果でした。
|でもNikeの躍進は続く
女子のNikeの着用率は昨年は45%から今年は65%と厚底シューズの浸透がここでも見られます。全体的にも9割強が厚底シューズ。女子も大きく変化した結果になったのでしょうか?
男子は昨年Nikeが93%、アシックスが一石を投じるのか午後も楽しみです。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
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