【多肉植物】夏前の保険株作りは葉挿しとどちら胴切りがいい?成長速度や特徴をご紹介
こんにちわ♪taniku-dayのちかです。
多肉植物の増やし方には、葉挿しとカット増やしなど、さまざまな方法があります。どちらの方法が育ちが早いのか気になる方も多いでしょう。本記事では、葉挿しと胴切りの育ちの早さを比較し、それぞれの特徴や利点、成功率向上のポイントについて解説します。多肉植物の増やし方に興味がある方は、ぜひ読み進めてください。
葉挿しと胴切りの方法と手順の紹介
葉挿しって?胴切りて?まずは方法と手順についてご紹介します。
葉挿しの方法
葉挿しは、葉と茎の接合部分から根や芽が育ちます。茎から葉を優しくはずし、トレーや土の上に置いて1週間から1か月発根・発芽を待ちます。
発根したら、土の上に乗せ根元に優しくお水やりをします。日陰で風通しのよい場所を好みます。
詳しくはコチラの記事をご覧ください。【2022年ver】増やして楽しむ♪ベランダ多肉植物の葉挿しの作り方
胴切り増やす方法
胴切りは、成長した多肉植物の茎を切り取り、新し芽や根を成長させる方法です。葉挿しと同じく1週間から1か月ほどで、断面付近から発芽します。また、カットした先端部分からも発根し成長します。
葉挿しと胴切りで増やす成長速度の違いと特徴
葉挿しは新しい根が成長し親株へ成長するまでに、1年ほどかかります。一方胴切りで増やすと茎から直接新しい根が発生するため、成長が比較的早い傾向にあります。
では葉挿しとカットで増やす方法に成長速度の違いがでるのか解説していきます。
葉挿しの成長の様子
葉挿しは、葉に蓄えた養分で発芽発根します。発根後は、わずかに伸びた根から土の養分を吸い上げます。生命の維持と成長に使うエネルギーが必要なうえ、葉1枚で環境の変化に対応せねばならず、成長速度は緩やかです。
胴切りで増やす方法の様子
一方カットで増やす場合、すでに健康な親葉であることが多く、葉に十分な養分を蓄え、張り巡らせた根は土から十分な栄養を吸い上げる事ができます。
葉挿しと胴切りで増やす方法、どちらも発芽までは1週間~1か月ほどかかるものの、その後の成長速度はカット苗が早いのが特徴です。
葉挿しと胴切りの成長の特徴
葉挿しは、1つの葉から複数の新しい植物を得る事ができます。多肉植物の特徴的な形状を保持しやすく種類の保存や増殖に適しています。一方で、斑入り種類は先祖返りする確率が高くいのが特徴です。
胴切りで増やすのは、茎から直接新しい芽が発生するため、多肉植物の形状が一貫しています。また、成長が速いためより迅速に大きな苗を得る事ができます。
まとめ
今日は、葉挿しと胴切り増やし方の方法と手順の紹介と、成長速度の比較をご紹介しました。夏に向け、保険株を増やす方も多いと思います。育ち方置き場所などそれぞれのお家にあう方法でぜひ楽しんで下さいね。