Yahoo!ニュース

目が離せない!魔法のようなサイエンスショーが無料で楽しめる科学館に行こう【黒部市】

つむみ取材ライター(下新川郡・黒部市・魚津市など)

富山県黒部市にある吉田科学館では、サイエンスショーが毎日実施されており、誰でも無料で観覧することができます。今回は、2023年12月まで開催されている「熱のふしぎ」をテーマにしたサイエンスショーについて紹介します。

吉田科学館

吉田科学館は、科学について楽しく学べる施設です。プラネタリウムを鑑賞できる施設として知られている吉田科学館。入館だけなら、誰でも無料!プラネタリウム観覧は、中学生以下は無料です。子供たちに、科学に親しんでほしいという思いが込められていますね。

サイエンスショー「熱のふしぎ」

毎日開催されているサイエンスショーは、4ケ月毎に内容が変わるため、年に3種類のサイエンスショーを楽しむことができます。現在実施されているサイエンスショーは「熱のふしぎ」。身近なものをテーマにしていて、子どもだけでなく大人でも不思議体験ができる楽しいショーです!

  • 開催日:2023年12月まで
  • 時間(平日):14時15分~
  • 時間(土・日・祝日):10時35分~、14時15分~
  • 所要時間:約15分

※都合によりサイエンスショーを中止する場合がありますので、ご観覧される際は、確認のうえご来館ください。

サイエンスショー「熱のふしぎ」のプログラムの詳細
サイエンスショー「熱のふしぎ」のプログラムの詳細

サイエンスショー「熱のふしぎ」プログラム

  1. 熱はどうやったらつくられるのか
  2. 熱の伝わり方
  3. 熱のはたらきと利用
銅板をお湯につけ、青色からピンク色に変色する様子を観察し、熱の伝わり方を知る実験。
銅板をお湯につけ、青色からピンク色に変色する様子を観察し、熱の伝わり方を知る実験。

熱の伝わり方についての実験では、銅板を利用し、色鮮やかに変化する様子が楽しみながら見ることができました。変色する様子から、熱の伝わり方がよく分かりました。

手で伸ばして形状を変化させたバネ(形状記憶合金)を、お湯に入れようとしている様子。
手で伸ばして形状を変化させたバネ(形状記憶合金)を、お湯に入れようとしている様子。

熱を加えると形や大きさが変わるという金属の性質を説明する実験が、とても面白く分かりやすかったです!

形状記憶合金という金属をご存じですか。形状記憶合金は、熱を加えると記憶した形状に戻る性質があります。伸びてしまったバネは、お湯に入れると瞬時に元のバネの形状に戻りました!子どもたちからは、大きな歓声が上がる瞬間でしょう!

形状を変化させたバネ(形状記憶合金)が、お湯に入れた瞬間に元の形状に戻った様子。
形状を変化させたバネ(形状記憶合金)が、お湯に入れた瞬間に元の形状に戻った様子。

他にも、水を利用した対流の実験、アイロンを利用した放射の実験、火力発電の仕組みが分かる実験など、独自のアイテムを使ってテンポよく進むショーに完全にひき込まれました!

最後に

サイエンスショーは15分程度ですが、行った実験はナント10回以上!1秒と無駄にすることなく次々と繰り広げられる実験は、まるで魔法のようで、とても面白かったです!

みなさんも、無料で楽しめる吉田科学館のサイエンスショー「熱のふしぎ」を楽しんでみてはいかがでしょうか!

吉田科学館
住所:富山県黒部市吉田574-1
電話番号:0765-57-0610
営業時間: 9時~17時
休館日:月曜日(12月29日~1月4日)
料金:入館無料
   プラネタリウム(一般)300円
   プラネタリウム(高校・大学生)150円
   プラネタリウム(中学生以下)無料

取材ライター(下新川郡・黒部市・魚津市など)

黒部市・下新川郡・中新川郡・魚津市・滑川市を担当しております。 自然豊かな富山県入善町在住の取材ライターです。食べたい!行きたい!知りたい!と思う最旬の情報をお届けします。

つむみの最近の記事