「おでんにうどん おどん」を食べてみました。（2024年12月2日発売・エースコック）

この商品は、冬の定番“おでん”と“うどん”の新コンビということで、和風出汁に生姜のアクセントを利かせた関西風の“おでんつゆ”に仕上げ、つるっと滑らかな“うどん”を組み合わせた意外でありながらも相性抜群な一杯、“おでんにうどん おどん”となっております。

では、今回の“おでんにうどん おどん”がどれほど昆布や鰹などの和風出汁を活かした“つゆ”に仕上がっているのか？旨味を引き立てる“味付鶏だんご”や“えび風味卵加工品”から馴染み出す旨味、もっちりとした食感滑らかな“うどん”との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（80g）当たり345kcal。
食塩相当量は6.8gです。

次に原材料を見てみると、昆布や鰹などの和風出汁をベースに生姜でアクセントを付けた関西風の“おでんつゆ”に仕上げ、醤油の旨味がコクをプラス、意外とは言え…“おでん”と“うどん”を組み合わせた相性抜群な味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、特に調味料などは別添されていません。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。（必要なお湯の目安量：460ml）
その後、よくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、“おでんつゆ”らしくサラッとした状態で透明度も高く、食欲そそる和風出汁の香りが広がる上品な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、厚みもあり幅広な“うどん”が採用されていて、ほどよい弾力とコシを兼ね備えた仕様となっており、そこに和風出汁をベースに生姜でアクセントを付けた関西風の“おでんつゆ”がよく絡み、ほんのり香る魚介の風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“味付鶏だんご”以外に“えび風味卵加工品”・麩が使用されていて、特にこの具材は…ホロホロと崩れていくのと同時にほどよく味付けされた鶏肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちは“おでんつゆ”と馴染ませながら食べ進め、後ほど食感滑らかな“うどん”と絡めていただくと良いでしょう。

“つゆ”は、じっくり煮込んだ“おでん”を彷彿とさせる関西風の澄んだ色合いで、見た目とは裏腹に和風出汁をしっかりと利かせた染み渡る味わいに際立ち、芳醇な醤油の風味が加わったことによって品も良く最後まで飽きの来ないテイストとなっています。

ということで今回“おでんにうどん おどん”を食べてみて、和風出汁を利かせた関西風の“おでんつゆ”に生姜でアクセントを付け、そこにもっちりとした“うどん”が相性良く馴染んでいるものの、そもそも出汁を利かせた“つゆ”に変わりなく、まさに素材をうまく活かした染み渡る一品となっていました。

また、このフレーバーは特に何らかのシリーズとして登場したわけではありませんが、仕上がりが想像以上に良かったので、思いのほか幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか？