【お取り寄せ】まさか?!東京産のカカオを使ったチョコレートを食べてみた
赤道の上下20度を主な成育地域とするカカオ。
言わずと知れたチョコレートの原料となるフルーツですが、このカカオを「東京で育ててみたい!そしてそれでチョコを作ってみたい!」なんていうプロジェクトがあったら、皆さん、ちょっと食べてみたいと思いません?(笑)
というワケで今回は、そんな「東京カカオプロジェクト」をご紹介します。
「東京カカオプロジェクト」って?
「東京カカオプロジェクト」は、70年以上チョコレート作り続ける「平塚製菓」が、2003年にスタートさせた、小笠原諸島を舞台に展開するプロジェクトです。
初めて尽くしの日本でのカカオ栽培には、「生カカオの入手」から「発芽するけど育たない」「発酵がうまくいかない」など多くの問題があったそう。
それらの試練をクリアし、2013年の初収穫から2年間のテストや研究を経て、15年3月ようやく試作品が完成。
昨今ブームとなっている、カカオ豆(bean)の状態からチョコ(bar)にする「bean to bar」よりも、さらに前の前、土(Soil)づくりから手掛けている事から、自らのプロダクトを「Soil to bar」としています。
「TOKYO CACAO チョコレート」食べてみた!
2019年から一般販売が開始された「TOKYO CACAO チョコレート」をお取り寄せしました。
東京産のカカオをストレートに感じる事が出来る、シンプルな板チョコ商品です。
色鉛筆が入っているような可愛らしい缶を開けると、真ん中に「TOKYO CACAO」のロゴが入ったオリジナルモールド(型)のタブレットが!
実はコチラ、サイトには「国産カカオの豊かでやさしい味わい」という文言で紹介されていたのですが、私の感想はいわば逆。
「今まで食べたビーントゥバーのチョコレートの集合体か?!」というくらいに、それらの特徴を一番わかりやすく表現したようなパワフルな味!
発酵の過程を想像させるキノコっぽい風味と香ばしさ、華やかな香り…一番特徴的なのは、舌の上で溶けていく時に「え、今ちょっと温度下がった?!」と錯覚するくらいのヒンヤリ&フルーティーな酸味です。
切子細工のように凹凸が施された型にもたぶん意味があって、チョコレートの薄い部分と厚い部分、それぞれの食感の違いや、味の違い、チョコの溶ける速度の違いなどを楽しむことができます。
その味わいだけでなく、小さな1枚のチョコレートから感じる物語や想いも特別なプロダクト。
ご興味のある方はぜひ、東京カカオプロジェクトの公式サイトにて詳細を確認してみてください。
もちろん、お取り寄せも可能です!