どうして冬でも裸足なの!?寒くても保育園児が“裸足”で過ごす3つの理由
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:保育園では子どもたちはなぜ冬も裸足なのですか?
こちらの理由をご紹介していきたいと思います。
※動画は1分00秒です。
子どものたちの生活の場である保育園。
たくさんの子どもたちが日々楽しそうに過ごしています。
しかし、冬でも裸足で過ごしているのを見るとなんだかかわいそうに感じてしまうものです。
「子どもは足が冷えていても大丈夫」なんて言わますが、できるなら靴下を履かせてあげたいもの。
しかし、子どもたちが裸足で過ごしているのにはちゃんと意味があるのです。
それでは裸足で過ごす理由をご説明していきましょう。
これで解決!
子どもたちが保育園で冬も裸足で過ごすのは、大きく分けて3つ理由があります。
1 足の裏の感覚を育てる
足の裏からは床や素材の温度、感触など、様々な刺激をキャッチします。
この刺激から体の感覚が養われると同時に、脳の発達に良い影響を与えると言われているのです。
2 土踏まずを育てる
裸足だと指を動かしたり、つま先立ちしたりして遊びやすいため、足の裏の筋肉が育ちます。
足の裏の筋肉が育つことで土踏まずが形成され、足の負担軽減やケガの防止に繋がっていくのです。
3 滑ることによる転倒事故の防止
子どもは衝動的に走り出すことが多いため、靴下だと簡単に滑って転んでしまいます。
靴下で滑ると頭を打つ可能性が高く、非常に危険なため、裸足の方が安全に過ごせるのです。
ちなみに、私個人としては裸足で過ごすのであれば、床暖房などを取り入れることで子どもたちの足を少しでも守ってあげたいと思っています。
しかし、国から充てられる予算を考えるととても現実的ではありません。
とはいえ、私たち保育士だけが声を上げたところで、その思いがなかなか多くの方に伝わらない現状があります。
もし皆様が、寒い冬でも子どもたちが裸足で過ごすことに問題があると感じるのであれば、皆様も私たち保育士と一緒に保育園の環境の改善を訴えていただけると嬉しいです。
いかがでしょうか?
動画では楽しく分かりやすく解説しているので、気になる方はそちらもご覧ください。
面白いと思ったら、ぜひ試してみてくださいね!
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