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【京都市中京区】最大25辛! …いや、それ以上もイケるの?辛さと旨さに悶える、唐辛子×ラーメン

松田洋平ライター(京都市)

京阪・三条駅から徒歩6分、木屋町にある「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」の「京辛麺」が悶えるほど美味しかったのでご紹介します。

京都は多くの名店が誕生するほど「ラーメン文化」が根ざしている町であり、また、古くから「唐辛子文化」が育まれた町でもあります。

同店は、その中心部とも言える場所で2018年にオープンし、現在6年目となる人気店です。

お店の外観

お店へは、三条通りから木屋町通りを150メートルほど南へ下がり、六角通りを西へ入ります。ちょうど木屋町通りと河原町通りの真ん中ぐらいです。

「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」のある六角通り
「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」のある六角通り

唐辛子をモチーフにした大きな提灯が目印。

「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」の外観
「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」の外観

お店の前に行列はありませんが、実は、この時も2組6名が待たれており、すぐに入ることはできませんでした。

その後も次から次へとお客さんが訪れ、順番を待つ人もいれば、諦める人もいるほど。ちなみに、電話での予約が可能です。

店内のようす

店内は奥に長い京都らしい空間で、カウンター席とテーブル席があります。

ラーメンだけでなく、「しそぎょうざ」や「九条ねぎぶっかけからあげ」などのサイドメニューも充実。日本酒や焼酎の瓶が並ぶカウンターがふつうのラーメン屋さんとの違いを感じさせます。

「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」の店内のようす
「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」の店内のようす

おすすめのメニュー

真っ赤な表紙のメニューブックを手にするだけで、お腹の底からカーッと熱くなり、ドキドキ・ワクワクした気持ちが湧き上がって来ます。同時に、「辛すぎて食べられなかったらどうしよう……」という不安な気持ちも。

真っ赤なメニューブック
真っ赤なメニューブック

注文には、6つのステップがあります。

  1. スープを選ぶ
  2. サイズと辛さを選ぶ
  3. 麺の種類を選ぶ
  4. にんにくの量を選ぶ
  5. トッピングを追加する
  6. 替え玉を追加する

さらに、もとから入っているニラ・ミンチ・卵の量も減らせるので、かなり細かく自分好みのラーメンを注文できます。

「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」のメニュー
「京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店」のメニュー

特に、辛さの段階は25段階で注文可能。さらに25辛よりも辛い注文にも対応できるというから驚きです。

麺の種類も、「中華麺」のほか、「通称こんにゃく麺」(韓国冷麺のような食感だそう!)や、なんと「木綿とうふ」も選べます。木綿とうふにすると、スンドゥブのように食べられるとのこと。

あまりにも細かく注文できるため、はじめて訪れた場合は戸惑ってしまいまうことでしょう。そんな時は、店員さんに相談を。親切にわかりやすくアドバイスしてもらえました。

京辛麺(8辛)

「『0辛』がいわゆる醤油ベースのラーメンです。辛さを聞かれたら、『3辛』が“ふつうの辛さ”、『5辛』が“カレーライスの辛口”ぐらいですと説明していますね」と店員さん。

「『8辛』以上は唐辛子を入れて煮込んでいるんですよ」とのことなので、思い切って「京辛麺」の「8辛」を注文。

「大丈夫かな……」と不安な気持ちを胸にしばらく待っていると、唐辛子のような赤いどんぶりの「京辛麺」が運ばれて来ました。

「京辛麺」の「8辛」
「京辛麺」の「8辛」

表面を卵が覆っているため、スープそのものの色はわかりにくいですが、卵の上の唐辛子から“デンジャラスな雰囲気”が伝わって来ます。

卵の上の唐菓子が目立つ
卵の上の唐菓子が目立つ

もくもくと湯気が立ち上がるほどの熱々のスープが、より一層辛さを主張しているかのよう。

まずは、レンゲでスープをすくい、おそるおそる口に運びま……、「ゲホッ」「グホグホッ」!!

おそるおそるスープを試してみるも
おそるおそるスープを試してみるも

ほんの少ししか飲んでいないのに、いきなりむせてしまい、自分でも思わず笑ってしまいました。めちゃくちゃ辛い!

隣に座っているお客さんは常連のようで、「辛いけどふつうに食べられるで」と友だちに豪語しながら、なんと「18辛」を注文していました。

「え?マジ……?」と思いながらも、その言葉に勇気づけられて、麺へ。

麺にもしっかりと唐辛子が付着しているのを確認。むせないように、そろりそろ〜りと注意深くすすります。

麺にも唐辛子が付着している
麺にも唐辛子が付着している

スープの一撃で喉が辛さに慣れたのか、今度は辛さのなかにも旨みが感じられました。にんにくがしっかりと効いており、クセになる味。ゆっくりではあるものの、麺をすする動きが止まらなくなります。辛さに慣れていくのがわかり、うれしい!気がつけば、なんとスープも飲み干し、完食。

さらなる辛さを目指すか、ほかのスープや麺を試すか

最初はどうなることかと思いましたが、「8辛」をクリアできた達成感に満たされ、早くも次にお店を訪れた時のことを思い浮かべてしまうほど。

「8辛」よりも上の辛さを目指すのか、それともほかのスープや麺を試してみるのか。お店を訪れた時の気分でいろいろな楽しみ方ができそうで、ワクワクが止まらなくなります。

自分の限界にチャレンジするもよし、自分だけの組み合わせを試してみるもよし。ぜひ、お店を訪れてみてください。

お店の情報

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京辛麺 KYO-KARA 京都木屋町本店
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住所   |京都市中京区河原町六角東入山崎町258-24
電話番号 |075-252-0186
営業時間 |[平日]18:00〜翌5:00
      [土・日曜日・祝日・祝前日:昼]   
       12:00〜14:30
      [土曜日・祝日・祝前日:夜]
       17:00〜翌5:00
      [日曜日:夜]17:00〜23:00
定休日  |月曜日
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ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

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