月齢別:夜間授乳の回数目安まとめ
夜、泣いて起きた!と思ったら、毎回授乳していませんか?実は、泣いていても"おなかが空いていない"という場合も多いんです。今回は、2500人の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなが、意外と知らない「夜間授乳回数の目安」をご紹介をしていきます。
※ちなみに、夜起きた際に毎回授乳していても、ママが幸せならOKですよ!
一般的に、生後6か月頃から夜間の授乳間隔が空いてくるといわれています。
下記には、月齢別の授乳回数とポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。
月齢別:夜間授乳回数の目安
新生児:2~3時間おきに何度でも与えてOK
point:生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の感覚が整っていないので、夜中だろうと空腹で訴えるために泣きだすことがあります。
生後2~3ヵ月:夜中の授乳4・5回程度
point:多くのケースでは、生後2~3ヵ月頃には昼夜の区別がつき始め、新生児期よりは夜間の授乳間隔が空く=夜間授乳回数が減る。と言われています。
生後4~5ヵ月:夜中の授乳1~3回程度
point:赤ちゃんが寝ていても、授乳したほうがいいのかは、子供の成長度合いもよります。健診で体重の増加があまり進んでいないと言われた場合は、夜間授乳を検討をする必要も。母乳の生産を落としたくないママで、助産院やかかりつけ医からの指導がある場合はそちらに従い、母乳と夜間授乳のバランスを意識してみましょう。
生後6か月~:夜中の授乳1回程度
point:あくまで目安です。ママと赤ちゃんが元気であれば目安の回数は気にしすぎなくて大丈夫。ただ、生活リズムを作るために、ある程度授乳の時間帯を決めるというのはおすすめです。
基本的に夜間授乳回数は目安であり、絶対にこの回数を守らないとNGということはありません。例えば、生後3ヵ月の子でも朝まで夜間授乳なしで寝ている子もいれば、生後6ヵ月で5回起きて、授乳しているママもいます。
ただ、離乳食を食べ始めるようになった頃からは、"おなかがすいた"で夜に起きて訴えて泣くよりも、別の要因で泣いていることが多くなってきますので、(暑い・まぶしい・自分一人じゃ眠れない…!など)その子にあったスケジュールや快適な睡眠環境を整えてあげてみてくださいね。
しっかり寝るようになっても、寝なくても不安。お子さまのことを大切に思っているからこそ、毎日色んな心配をしてしまうものですが、上記の夜間授乳回数も目安にしてみてくださいね。あなたの育児を応援しています!