オーサーコメント 有識者・専門家がニュースに切り込む

    • 前田恒彦

      Yahoo!ニュース オーサー 元特捜部主任検事 報告

      百歩譲って、元巡査長については盗んだ金を弁償し、被害者らも許しており、「起訴猶予」という形で不起訴になるのも理解できます。

      一方、福岡刑務所の刑務官については、地検の「起訴するに足りうる証拠がなかった」という説明だと「嫌疑不十分」による不起訴だと思われます。

      しかし、法定速度を18キロ超える78キロで車を運転中、覆面パトに検挙され、呼気検査で基準値の2倍のアルコールが検出されたことから現行犯逮捕された事件だったはず。

      しかも、二日酔いだった刑務官は「けさ、自分でアルコール検知器を使ったら、基準を超える数値が出ていた。運転前にアルコールが残っていたことは分かっていた」と供述していたわけで、なぜ不起訴なのか理解に苦しみます。

      この点、もし警察の速度計測やアルコール検査が間違っていたという話であれば大問題でしょう。ほかにもこの覆面パトに検挙されたドライバーが多数いるはずだからです。

    • 市川衛

      Yahoo!ニュース オーサー 医療の「翻訳家」 報告

      ゾフルーザは、「1回飲めば効く」新薬として昨シーズン話題となり大量に処方されました。

      しかし、ある薬だけを使ってウイルスを退治していると、その薬が効かないウイルスが生まれ、それが増えていくことになります

      そのウイルスが、ひとからひとへ感染する能力を得ると、薬が効かないウイルスが多数派となり、その薬は使えなくなってしまいます

      このことはゾフルーザの販売当初から危惧されていたことですが、それが現実化しようとしている兆候が見られているので、慎重に使わなければいけないんじゃないの?というのが今回の提言です。

      薬が使えなくなってしまえば、わたしたち市民側にとっても不幸ですし、この薬を真摯に開発してきた製薬企業や選択肢を失う医師にとっても不幸なのではないかと思うので、大切に使っていきたいものです

    • 中野円佳

      Yahoo!ニュース オーサー ジャーナリスト/『なぜ共働きも専業もしんどいのか』著者 報告

      カレーのせいではない…家庭科室の改修も関係ない…。ただ、小学生にとってはいろいろな意味でショックが大きいのは事実だ思う。被害教師のことを慕っていた子どもにとっては、身近な大人が被害を受けていて休むまでになってしまったことへのショック。加害教師のことを信じていた子どもにとっても、一体何を信じていいのかと人間不信にもなりそうだ。そういう意味では、動画が出回って、ここまで報道されてしまうまで放置してしまった学校や教育委員会の罪は大きい。加害人数、被害人数も多そうなので、カレーとか家庭科室とかじゃなくて学校改革の経験者などに力を借りた抜本的な改革と子どもへのケア、カウンセリングなどが必要だと思う。

    • 櫻井幸雄

      Yahoo!ニュース オーサー 住宅評論家 報告

      日本は昭和後期からスクラップ•アンド•ビルド、つまり壊してはつくるという姿勢を改め、長持ちする住宅を増やして活用する社会を目指しました。欧米のように、中古住宅の取引を増やし、資源を有効活用しようとしたわけです。
      その結果、10年ほど前から、中古マンションの取引が増加。近年は中古の取引数と新築の供給戸数がほとんど同じくらいの数になっています。
      首都圏で新築分譲マンションがたくさんつくられていた頃、毎年7万戸以上が供給されていました。当時、中古マンションの取引数は1万戸以下でした。それに対して、現在の新築分譲マンションの供給戸数は年間3万戸程度。しかし、中古マンションの取引数は年間で3万戸レベルまで増えています。
      新築と中古を合わせると、マンションを買う人はそれほど減っていない、ともいえます。
      新築分譲マンションの供給戸数が減っている裏には、そういう事情もあるのです。

    • 横山信弘

      Yahoo!ニュース オーサー 経営コンサルタント 報告

      タイミングはともかく、ブランド調査に対して当事者側が精査をしたいと憤るのは、「ブランドが何か」を理解していない証拠です。

      他者(この場合は他県の方々)がどのような情緒的メリットを持つかどうかの印象の調査です。機能的メリットを調べているわけではないので、どんなに利便性や住み心地を県民がアピールしても、意味がありません。

      これは企業に対するブランド調査でも同じ。どんなに機能や品質が優れている商品だと開発者が言っても、その魅力度が消費者に伝わっているかどうかの話。商品に触れる頻度にも左右されますし。

      ブランド調査とはそういうものなのです。

      個人的には、40位とか43位とかよりも、最下位であることを逆手にとってうまくアピールすれば、そこがブランディングに繋がるとも思います。

    • 菊田康彦

      Yahoo!ニュース オーサー フリーランスライター 報告

      ヤクルトがドラフト1巡目の最初の抽選で引き当てたのは、2007年の高校生ドラフトで既に退任が決まっていた古田敦也監督(当時)が佐藤由規(プロでの登録名は由規)投手を楽天、横浜(現DeNA)、中日、巨人と競合の末に引き当てて以来のことです。
      ただし、現在は楽天でプレーするその由規投手も、故障に泣かされて今季まで通算32勝。由規投手の前後に高校生ドラフト1位、あるいはドラフト1位で指名されて「ドラ1四兄弟」といわれた村中恭兵投手が通算46勝(今季戦力外)増渕竜義投手が同15勝(2015年引退)、赤川克紀投手は同14勝(2015年引退)と、ヤクルトの高卒ドラ1投手はなかなか大成できていません。
      右と左の違いはありますが、遡って1991年のドラフト1位で入団して日米通算182勝を挙げた石井一久投手(現楽天GM)のような息の長い活躍を、奥川投手には期待したいと思います。

    • 酒井一樹

      Yahoo!ニュース オーサー 株式会社エイリスト 就活SWOT代表 報告

      この質問への答え方は、面接される企業によって正解も変わるのでこのように一般化することは実際難しい。
      ネガティブな話題を避け、向上心があるというアピールにつなげるという答え方もあるが、その向上心をプラスに捉える企業、次の離職リスクにつながると判断する企業もある。

      逆に、前職についてのネガティブな話が必ずしもダメというわけでもない。もちろんただの批判・悪口になってしまっては印象が悪いが、正当な理由があって本当に前職に問題があった場合、「ウチの会社ではそんな事はない(=だから離職の心配は少ない)」と判断されることもある。
      もちろん、「その程度の問題はどの会社も抱えている」という内容であれば「ウチに来ても同じ」と思われてしまうかもしれない。前職についてのネガティブ要素が一般的なものかどうか、転職先でも起こりうる事なのかどうかを見極めて話すべきかを判断した方が良いでしょう。

    • 河嶌太郎

      Yahoo!ニュース オーサー ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・エンタメ) 報告

      似たような問題は、2015年のアニメ「のうりん」のポスターや、三重県志摩市の元公認キャラ「碧志摩メグ」。近年では新潟県燕市にある国上寺の戸に描かれた「イケメン官能絵巻」でも起こっています。
      女性キャラ、男性キャラ問わず、いずれも絵が「性的すぎる」という理由で、“炎上”しており、今回の件と性質が同じであると言えます。

      男性向け、女性向け問わず、コア層向けのコンテンツはエロに限らずグロといった描写を冒険的に出す傾向があります。
      こうした作品群の場合、作品のファン層とそれを目にする一般層とのズレが必然的に生じやすくなります。
      つまりファンの間では当たり前に受け容れている絵柄でも、一般人が見たら眉をひそめる危険性が高まるというわけです。

      こうしたコンテンツを地域振興やコラボに役立てようという動きは盛んになり続けていますが、こうしたリスクを運営者が自覚することが重要となります。

    • 秋山文野

      Yahoo!ニュース オーサー フリーランスライター/翻訳者(宇宙開発) 報告

      JAXAが2018年から本格運用を開始した「しきさい(GCOM-C)」は、解像度250mと細かいメッシュで海水の色を観測することができます。台風で川から流れ込んできた泥などで海水が濁っている様子を色で見分けることができます。台風による豪雨の後には、多くの河川から濁った水が流れ込み、沿岸の養殖業にも影響を与えてしまいますが、衛星データによって影響の範囲や度合いがわかれば、対策を講じることができます。気候変動を観測し、漁業を支援する衛星でもあります。

    • 白河桃子

      Yahoo!ニュース オーサー 相模女子大学客員教授、昭和女子大学総合文化センター客員教授 報告

      学校は「聖域」ではないです。働く人がいる場所です。きちんと法律に乗っ取って処分をしてほしい。学校という閉鎖的な空間に「刑事罰」が入ることで、今後への警鐘となるでしょう。教員なのに昨今のセクハラやパワハラへの報道やハラスメントの法改正、世論の変化など、メディアの記事なども読んでいないのだろうか? そこが一番驚きました。社会を知らない人が子どもを教えるという恐ろしい構図があります。そして、こうした事件があり世論が叩くことで、真摯に取り組んでいる大多数の教員のモチベーションの低下にも配慮しなくてはいけませんね。

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