「日本の影響も受けてます」25日から来日「Lovelyz」の作曲家が語る【K-POP楽曲の作り方】

ソンジン、geneの名義でも活動。スーパージュニアなどに楽曲提供も。

零下10度のソウルで、K-POPの作曲家に会ってきた。1月25日から来日するK-POPガールズグループLovelyzの「Lost N Found」を作曲したSpace Cowboy氏だ。

目的は「日本で楽曲をYoutubeで聴いて、そして観て、感じたことをぶつけてみよう」ということだった。

昨年秋からゆるりと展開する「おじさんのためのK-POP論」。2010年前後に日本でK-POPのガールズグループブームが起きた。しかし韓国の業界全体で世代交代が起き、新しいグループが次々と出てきた。ちょっと情報に疎くなり……そういう「おじさんたち」のために新しいグループを発掘していこうという主旨だ。

写真はすべてWoolim Entertainment(韓国)提供
写真はすべてWoolim Entertainment(韓国)提供

1月下旬からK-POPグループのちょっとした来日ラッシュのあるなか、2014年11月デビューの「Lovelyz」を”研究対象”に選んだ。20代中盤のメンバーも多く、決してきゃぴきゃぴしすぎていない。かといってギラついていることもない。日本国内のK-POP関係者からの推薦もあり、彼女たちの楽曲「Lost N Found」を選定した。

(「Lost N Found」 2018年11月。1月25日からの日本でのイベントもこの楽曲を披露する)

どんな対話になるだろう。全く想像がつかなかった。2010年の最初のブームからやってきた「Youtubeを見てあれこれ言い合う」「外国のコンテンツについて想像しまくる」というオタク的楽しみ方について、クリエイター本人から「答え」を聞き出すという初めての機会だったからだ。

結果は「めちゃくちゃウェルカム」だった。答え合わせどころか、作曲家としての熱い想いを多く語ってくれた。「こうやってK-POPの楽曲が出来上がっていくんだな」と知る機会にもなった。そして彼は言うのだ。「日本の影響ははっきりと受けています。文化にも強い興味があります」と。最後にはLovelyzメンバーの特徴までエピソード満載で話してくれた。

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Space Cowboy(スペース・カウボーイ) ミュージシャン。1979年生まれ。09年より自らのアルバムを発表する傍ら、他の韓国国内アーティストへの作曲活動にも取り組む。Lovelyzの主要作曲家の一人。Lovelyzファンへの認知度も高い。別名義での活動を含めると、チャン・ヘジン、スーパージュニア、EXO-CBX、チョン・ジュニョン、コヨーテなどに楽曲提供。また歌手ユン・サンとの親交もある。

日本の音楽もたくさん聞いて育ちました。ミスチルに始まり...

――まずは簡単に先生のキャリアをご紹介いただけますか。

10代の頃に韓国でアイドル歌手として活動していました。その頃から「自分はこのジャンルだと少し寿命が短いんじゃないか」と思うことがあって。一瞬、キラッと輝いてお金を稼ぐことができるかもしれない。いっぽう、自分が中高時代からやってきた音楽だったら、長く続けられる。やがて転向して、曲を書き始めました。自分のアルバムも出しながら、他のグループにも楽曲を提供し始めた。女性のアイドルはLovelyzのみですね。今の彼女たちの事務所社長が、自分のアイドル時代のマネージャーだったんです。その縁から5年ほど前に「Lovelyzというグループがデビューするので、プロデュースをしてほしい」という依頼を受けたんです。

――ご自身の志向する音楽にはどんなバックグラウンドが?

今回の「Lost N Found」は、シティ・ポップやシンセポップの流れを汲むものだと思っています。この曲を含め私がLovelyzに提供してきた楽曲の音楽的なモットーは、日本にルーツがあります。日本の文化がすごく好きなんですよ。かれこれ15年くらい日本旅行を趣味にしていて。多い時には月に一度のペースで行っています。あるいは仕事として日本でも歌手として活動していた時期もあります。その時は3ヶ月から6ヶ月ほど滞在して、しばし韓国に戻ってくるということもありました。

――おお! 日本の音楽はどういったものを? 

中高生の頃から日本の音楽に本当に強い影響を受けてきました。最初はMr.Childrenや宇多田ヒカル、m-flo。昔に遡るとYMO、坂本龍一、そういったアーティストの曲を聴きながら育ちました。ジャンルは幅広く聴きましたね。日本の音楽の何に惹かれたかというと、その感性です。直線的に「自分は悲しい」と言葉で表さないんだけど、これを迂回して表現する。メロディや間接的な言葉で表現するんです。この点に感銘を受けました。今でも個人的に志向している路線は、日本のシティ・ポップやシンセポップですよね。AKBのような元気を出してくれる音楽にも関心はありますが、自分のスタイルで表現してみたいのは、80年代・90年代の日本の少し悲しい音楽の感性ですよね。

――光GENJIの「ガラスの10代」など、オススメですよ。儚いと言う言葉を一言も言わず儚さをうたっています。余談はさておき、実際に日本の影響を受けて書いたLovelyzの楽曲はあるでしょうか?

当初は「ONEPIECE」という作曲ユニットを先輩と組んで活動を始めたのですが、その先輩もとても日本の音楽が好きで。「Ah-Choo(アチュ)」(2015年10月)や「Hi (アンニョン!)」(2015年3月)を書く前に、二人でなんとなくフラッと日本に行ってきたんです。美味しいものを食べて、街の風景を眺めて。ホテルの部屋でテレビを付けていると、夜通しで流行りのミュージックビデオを流しているんですよね。そうやってフィーリングを得たこともあって、いい曲が書けたんじゃないかと思っています。

(「Ah-Choo」。Lovelyzデビュー後11ヶ月目に発表。「グループが最初にブレイクした曲」との評価も)

――Lovelyzとの縁は本当にデビュー当時からになります。

はい。先程お話したとおり、Lovelyzとの縁は、所属事務所の代表が私の昔のマネージャーだったという点から始まります。自分自身がアイドル歌手だった時期は、とにかく世間知らずでしたよね。高校生でしたから。マネージャーだった先輩も若かった。ともに苦労を味わった関係から、今、40代になって再び一緒に仕事を出来ている。とても嬉しいことですよ。だからこのインタビューも含め、Lovelyzに関することはとても協力的になれますよね。上の楽曲のほか、デビュー曲の「キャンディジェリーラブ」(2014年11月)、「デスティニー」(2016年4月)も手がけました。今回は彼女たちにとって2~3作ぶりに仕事をしましたが、長い期間関わりをもっていることで事務所の他のスタッフとも親しくなり、特別な感情が生まれていますよね。

メンバーのイメージを想像して曲を書く。

――K-POP楽曲の作曲とは、どんな過程で出来上がっていくものなのですか?

作曲家が曲を書く時、事務所側から「参考曲」を渡されることが多いです。他のグループの楽曲をもって「こういう風なコンセプトでやりたい」というサンプルを示されます。その後作曲を始めるのですが、今回の「Lost N Found」はとても長い時間をかけて作りました。曲を書くにあたって重要視する点はいくつかあります。まずはグループのイメージです。そこを思い浮かべながら作る。Lovelyzの場合は、かなりオリジナルのコンセプトだと思うんですよ。はっきりと路線が確立されている。デビュー作「キャンディジェリーラブ」を書いた時にはまだ彼女たちに会ったことがありませんでした。だから写真を見て想像しました。そうしてまでもイメージを掴むことにはこだわりますね。

――オリジナルのコンセプトとは?

はっきりとした「純情路線」です。韓国の女性アイドルグループには、少女っぽいのにパワフルなグループが存在します。日本のAKBのようにかわいらしいコンセプトとは少し違うかもしれません。あるいは韓国にはかなりセクシーなグループも存在してきた。そういったなかで、Lovelyzは本当に独自の路線ですよ。実際のメンバーも、純情なんですよ。韓国での同世代の女性(20歳から25歳)っぽくないというか。とても純粋。デビューして4年経つというのに、本当に変わらない。いまや韓国で人気もあり、認知度もあるグループです。そうなるとメンバーの性格や態度も変わりうると思うのですが、彼女たちは違う。そういったイメージは、私が曲を書くときにも重要な部分になりますよね。

(デビュー曲「キャンディジェリーラブ」)

――今回の「Lost N Found」では、特にどういったものをイメージしましたか? 

デビューした頃は、みんな高校生で制服を着ていたわけです。一番年下のイェインなどは、完全に子供でした。そんな彼女たちが20代になり、少々お酒をたしなむようにもなった。より広い世界を知っていた。少し大人びて自然な感じのセクシーさも出てきていますよね。例えば私が作曲して、他のアーティストでは”落選”した曲をLovelyzに再提供することはできないです。それほどにコンセプトがはっきりと確立されているので。繰り返しになりますが、韓国ではこれほどにカラーがはっきりしているグループは存在しませんね。悲しいんだけど、淡い感じで、かわいいんだけど、気品がある。そういうイメージの女性像とも言い換えられます。

(「Lost N Found」韓国での番組出演時/SBS公式アカウントより)

――動画を見ていて、歌詞で印象的なところがあります。前半部分に「好きなのと、そっと言ってみるけど」という内容がある。男子への愛を歌う歌だとすぐわかる。しかし、実際にはっきりと「愛してる(サランヘ)」と言うまで2分29秒かかるわけです。「溜めたよなぁ」「ああ、やっと言ったな」といった印象で。ここでぐっと来ます。

以前の「アチュ」や「アンニョン」に比べ、曲調や内容が強くなってほしいという願いがありました。決して「パワフル」ということではなく、「今、少女たちに言うべきことを言ってほしい」ということです。Lovelyzは以前には「胸がどきどきする」「どうして私に告白してくれないの?」という内容を歌っていました。今回の曲は男性に対して「こうしてほしい」といった願望や、「好きなのが分かってくれないの?」という少しだけ前進した直線的な表現があります。Lovelyzが持ち続けている純情さ・はかなさといった少女の感性を少し違った形で表現できているのではないかと思います。まあ、僕は彼女たちの叔父さんのような気分でいますから、急に「愛してる」といったようなフレーズが出てくると、ちょっと恥ずかしくもあるんですが。セクシー系のグループだと、そんなことも思わないでしょう。いずれにせよ、作曲の部分でも少しだけ強くインパクトが残る楽器の構成、編曲、メロディに気を払いました。すごく長い期間作曲をしたんですよ。たくさんのバージョンを作ってみました。修正、修正を重ねて。歌詞を受け取った後も、楽器のパートを変え、コードを変え。自分にとってもこういう楽曲は初めてですよ。

Lost N Found 歌詞全訳

メンバーのイメージとともに「季節感も重要視します」

――いっぽう、メロディについては冬のイメージが感じられます。

メンバーのイメージの他に、僕が重要視しているのはまさにその「季節感」です。冬に聞きたい音楽があって、夏に聞きたい音楽もあるでしょう? それは当然、たまたまその季節に出たということではなく、音楽に関わる人達がメロディ、コード、ソースを多く連想させながら作っています。実際、今回のドラムソースでも冷たさ、寒さ、そういうものを入れました。夏に発表される曲だったら、エネルギーやスッキリするイメージを入れるでしょうね。スッキリするんだけどそのなかに清涼感が少し入っているような。

――個人的には歌詞がどういった内容かというのを論じるのは得意なんですが、音楽的な説明が上手く出来ず。なぜ冬っぽく感じられるのでしょう。もう少し詳しくお聞きしたいです。

まずは楽曲のデモを作りました。この段階では、少し明るかったんですよ。韓国で発表された曲の説明では「マイナーとメジャーが往来しつつ、感情を表現している」という下りがあります。じつは当初、曲の中にマイナー部分はありませんでした。すべてメジャー。まあ少しだけ抑えた感じのマイナーがあるという。改めて歌詞をみると、サビ部分に「募った 思いを すべて伝えられずに(カドゥク サイン コベクドゥル ドットン タンジル アナソ)」という悲しい内容がある。そのあとの部分は「こうしてほしい」という願望が入っている。最初の部分は歌詞に合わせてマイナーとして、あとの部分はメジャーにしました。あとは後半部分の「あなたが好き 軽く 伝えても」という部分の歌詞が、すごく悲しく感じられたんですよ。片思いではないようには見える。でも、男子が先に告白してリードをすればいいのに。悲しさを表すため、マイナーにしたんですよ。

(「Lost N Found」を作曲中のSpace Cowboy氏。本人インスタグラムより引用

――男性が女性心理を描く。難しい部分はありませんでしたか? そこに加えて、冬の季節感も出していくという。

ストリング編曲担当が女性だったんです。パク・イニョンという超売れっ子の女性がやってくださいました。僕より年上のお姉さんです。曲の草案は夏に作っておいて、やりとりを続けた。まあ仕事を頼むのも大変な方で。待つ時間も長く苦労もしましたが、結果としては楽曲がより熟成したのではないかと思っています。彼女、アメリカで編曲の録音をして送ってくれたんです。普通は編曲の方はそこで仕事は終わりですよ。でも彼女は「発表前にもう一度聞かせてほしい」と。それほどに愛着のあるグループだということですよね。彼女にとっても。いっぽう、アルバムの発売日は最初からはっきりと決まっていたものではありませんでした。漠然と「秋ごろかな」と思っていたところが、冬に差し掛かる頃(韓国では2018年11月26日発売)になりました。だから間奏に、ジングルベルをイメージさせるようなベルの音を入れました。修正案などを入れていく期間が長くなり、少しずつ冬が近づいていった。逆に言えば時間があったので、冬の要素を入れていけたとも言えます。

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仕上がりを見て、「一杯やりました」

――そうやって出来上がった曲が、メンバーに渡っていく。歌っていく段階で「ここが難しい」といった話は聞こえてきましたか?

この曲のメロディーは「聞きやすいが、少し歌いにくい」というものでしょう。歌詞でも本人の仮想と現実世界の話が行ったり来たりする部分があって、そこでメロディーも変わる。往来するんですよ。特にスジョンは少し大変だったかもしれないですね。彼女のほうから何度か「録り直したい」と申し出てきましたよ。僕としては心配した部分はクリアされていて、すごくいい出来栄えだと思ったとしても。むしろ歌へのこだわりが強いのは、メンバーのほうですよね。今回だって、僕はOKだというのに、合わせて5回ほどレコーディングをやり直したんじゃないかな。レコーディングは一度始めたら10時間位続けてやるんですよ! 他のアイドルグループはあまりメンバーからやり直しのリクエストはないらしいんです。さらに彼女たちは、歌と同時にダンスのレッスンをやる。かなりタフな時間だったと思います。一生懸命やってましたよ。

(公式MVのコレオグラフィー(振付)バージョン)

――楽曲はさらに活動期間になるとダンス・衣装・歌唱・舞台・アルバムジャケットとともに合わさって、世に出ていく。その感覚はどんなものでしょう。

感動ですよ。本当に。なぜなら、本当にシュミレーションを数多くやりながら、曲を書くので。ここまで言った話以外にに、どういうダンスがここにつくだろうか、衣装はどうだろう。そんな想像もするんです。今回、Lovelyzとの仕事は約1年ぶりでした。作曲家は韓国にもたくさんいますから、もう一緒に仕事ができない可能性もある。そういうプレッシャーもありながらの仕事です。その過程を経て、最終的なものが世に出る前に、事務所側にお願いしたんですよ。「ミュージックビデオを仮編集でいいから見せてほしい」と。感動ですよね。一杯やりながら見ましたよ。

(韓国の音楽番組の公開録画では男性ファンの熱烈な応援も/MBC公式アカウントより)

――最後に日本で楽曲を聴いてくださる方にメッセージを。

過去の楽曲と今回の楽曲、Lovelyzが変化した点をキャッチしていただきながら聴いていただくとよいのではないかと思います。彼女たちが成長している姿です。例えばかわいいコンセプトで出てきたチームがあるとします。時間が経つとそればかりでは維持ができなくなるでしょう。すると急にセクシーなことをやって、それがはまらないことがある。Lovelyzは、少しだけ強い面を見せながら、楽曲のみならず、ダンスも少し”女性らしくなっていっている”というところです。学生時代には制服を着て、好きな男の子の前でモジモジしていたのが、今は少し堂々と話しができるほどに成長した。そういった要素が今回の楽曲には溶け込んでいます。もちろん、日本の方々の音楽性と照らし合わせて聴いてほしいとも思っています。私が日本の音楽性で好きな点が、コードが変わることで聴く側の気分も変わるというところです。日本の人は歌詞の内容が変わらずとも、音のコードが変わっただけで気持ちが変わる部分があると思うんです。「あ、悲しい雰囲気だな」などと。今回もそうですが、私の志向するジャンルは「レトロ・シンセポップ」あるいは「シティ・ポップ」です。それが日本の本場ものものとどう違うのか。その違いを感じながら聴いていただくのも楽しいのではないか。そう思っています(了)

1月25日-2月3日のイベント オフィシャルリリース

【おじさんのためのK-POP論ブログ】。こちらにもLovelyz関連の掘り下げた情報、出しています。

Space Cowboyが語るLovelyz

メンバーひとりひとりの性格が素晴らしいグループです。人格者。人間的な魅力があります。所属事務所の社長もそう。人を上下関係で捉えない。常に学ぶ姿勢がある。事務所全体に共通しています。

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ベイビーソウル

Baby Soul

(本名 イ・スジョン)

LEADER & Main Vocal / 1992.07.06 / Type O

グループのなかでの”圧倒的なお姉さん”ですよ。デビュー前から幼い女の子たちをしっかりとリードしていた姿をよく覚えていますよ。なにせ事務所の女性アーティストでは最古参で、さらにメンバーで最長の5年もの練習生の期間を経てデビューしていますから。事務所の先輩のINFINITEの活動にも少し参加したことで有名ですよね。そういうこともあって、メンバーに対する面倒見のよさが半端ない。移動の車の中でも、つねに次のスケジュールの確認、次の食事はどうするのか、などを話しています。末っ子のイェインはかなりの「ソウル好き」を言っているくらいで! 音楽的な感性も素晴らしい。ボーカリストとして、可愛い声をもっているのは持って生まれた才能ですよね。高音も低音も素晴らしく、どんな歌でも「ベイビーソウル色」にしてしまう。一緒に仕事をしていてこちらを幸せにしてくれる存在です。なんで「ベイビーソウル」なのかって? 事務所の社長がある日突然命名したと言われてます。よくは知りませんが! 

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ジエ

Yoo Ji-Ae (ユ・ジエ)

SUB VOCAL / 1993.05.21 / Type A

彼女もお姉さんという立場ですよね。リーダーシップを取る立場にもあるんですが、どちらかというと後輩たちを盛り上げて、雰囲気をつくっていくタイプですよね。ルックスはとてもかわいらしいんですけどね。先輩として引っ張る役割を担っています。

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ジス

Seo Ji-Soo(ソ・ジス)

SUB VOCAL, MAIN DANCER / 1994.02.11 / Type O

エネルギーあふれるタイプ。Keiと同じように、機嫌が悪かったり元気がないときがない。そしてマナーや気配りが素晴らしい。食事の際にもきっと、空いているお皿などをテキパキと片付けたり、空いているグラスに飲み物を注いでくれたりとかがしっかりできるタイプだと思います。僕が何気なくスマホを見ていたときも、サッと画面を見て「あ、バッテリーの残りが少ないですね!」「充電します?」なんて声をかけてくたこともあります。本当に彼女は芸能人なんだろうか、と思うくらいに気配りができるんですよ。

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ミジュ 

Lee Mi-Joo(イ・ミジュ)

SUB VOCAL, MAIN DANCER / 1994.09.23 / Type O

ミジュはとても人との距離感が近い性格ですよね。今回の曲のレコーディングの時にも「なんで? なんかフィーリングが降りてこないんですけど!!」と大声で話しかけてきたりして。俺、もしかしたらメンバーのなかで彼女と一番親しいのかもしれない、と思うほどに。レコーディング中にも「これ終わったら、どこにご飯食べに行くんですか?」という風に、さも「ご飯食べに行くのは当たり前でしょ?」といった前提で話しかけてくる。で、今回のアルバムのレコーディングでも他のスタッフと話をしたんですが、多くがこの話をするんです。「僕、ミジュと親しいんですよ」。あら、俺だけだと思っていたのに! ミジュは本当にかわいいし、スタイルもいいし、ダンスも上手い。例えばテレビに出ているお笑い芸人は、テレビでは面白いけど画面の外ではおとなしかったりするでしょう。でもミジュはそういったところがまったくない。レコーディングでも「はいもう一回」と録り直しを要求しても「もう一回!」とむしろ元気よく返してくるという。ホント、面白みのあるメンバーですよね。

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スジョン

Ryu Su-Jeong (リュ・スジョン)

LEAD VOCAL / 1997.11.19 / Type B

感性が敏感ですよね。レコーディングして……泣くんですよ。自分が「これほど表現してみたい」と思っているラインに届かないと、泣く。周囲はレコーディングが上手く行かなくとも決して彼女を叱ったりはしません。「スジョン、すごくいいよ。まあもう一回だけやってみよう」と言っても、泣く。心配して。「大丈夫だよ」とこちらが声をかけると、気を取り直して、笑いながら泣くんですよ! こういうことが幾度かあるので、周りも理解し始める。「深刻なことじゃないんだな」と。彼女は怒っているわけでもない。多感だからなんです。Lovelyzを評価してくださる方の中でも、スジョンの感性を好む人は多いですよね。作曲家仲間でも、Lovelyzの話になると「スジョンがいい」という人は多いですね。特に女性のファンが多い印象です。

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Kei  

(本名 キム・ジヨン)

MAIN VOCAL / 1995.03.20 / Type O

グループのエネルギー源ですよね。Keiよりもはるかに僕のほうが歳上なんですが、ある意味彼女は僕にとっても”長女”のような存在ですね。リーダーシップがあると思いますよ。一度も、苦しい、大変という言葉を口にしたのを見たことがない。あるいは元気がない様子もない。本当に。だからずっと僕はイジっていたんですよ。「ロボットでしょ?」って。ドランゴンボールに人造人間17号、18号っていうキャラクターがいるでしょ? いつも明るくて、体調が悪いときもない、元気がないときもない。どうやったらそうなれるんだろう。そう思いますよね。

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JIN(ジン)  

(本名 パク・ミョンウン)

MAIN VOCAL / 1996.06.12 / Type B

今回の楽曲に合わせて髪を切り、さらにかわいくなりましたよね。彼女の秘めたる美しさというのがあって……それは手なんです。韓国では手のきれいな女性というのがモテる。音楽に関するモチベーションがとても高いメンバーの一人です。レコーディングでやりなおしをリクエストすると「どうおかしかったですか?」としっかりと聞いてくるという一面がありますね。

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イェイン  

Jeong Ye-In(チョン・イェイン)

SUB VOCAL / 1998.06.04 / Type B

まずはビジュアル的にとてもかわいいメンバーですよね。そして彼女もとても元気。最近は韓国で有名なTV番組「アイドル陸上競技大会」でもそういった姿を見せていました。イェインは一番年下のメンバーなんですが、今回久々に接してみて、新たな面を見ることが出来ました。意外とグループを引っ張るような面もあるんです。「オンニ(姉さん)、行こう!」という風に。