W杯予選で日本代表と対戦するカンボジア代表監督に日本人が就任

今週、サッカー日本代表がワールドカップ2次予選で対戦するカンボジア代表の監督に日本人が就任することがカンボジア現地メディアで報道されている。就任するのは、カンボジアサッカー協会テクニカルディレクターの小原一典氏(42)。カンボジアに来る前には日本サッカー協会のアジア貢献事業の一環としてブータン代表監督を務めていた。

小原監督は現時点では正式には監督代行となっており、韓国人のイ・テフン氏が正式な代表監督を務めている。イ監督はU-23代表の監督を兼務していたが、6月のワールドカップ予選と同時期に開催されるSEA Games(東南アジア競技大会)へ出場する同U-23チームの活動に専念するため、カンボジアサッカー協会はA代表の監督として小原氏を指名した。

同協会としてはワールドカップとSEA Gamesの双方ともに重要だとのコメントを発表しているが、実際にはタイトル取得の可能性が望めるSEA Gamesを優先し、A代表の選手もオーバーエージ枠を使ってU-23チームに合流させる意向だ。

イ監督の契約期間は今年7月までとなっており、その後の去就は未定。イ監督率いるカンボジアU-23のSEA Gamesでの成績、および小原監督が指揮するA代表のワールドカップ予選2試合(6月)の成績次第では、小原監督がSEA Games終了後もそのままA代表監督を継続して務める可能性もある。

もし小原監督がイ監督のあとを引き継ぐ場合、ワールドカップ2次予選ではカンボジアは日本と同組になっているため、9月3日に埼玉スタジアムで予定されている日本代表vsカンボジア代表の試合で小原監督が来日することになる。

カンボジアのFIFAランキングは179位。日本との対戦成績は日本の2戦2勝。2次予選はホーム&アウェイで行われ、11月17日にはカンボジアで両国の対戦が予定されている。

(現在のカンボジアの現地の様子はアジアサッカー研究所記事:「11月に日本代表を迎えるカンボジアの現在」を参照)