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耳で覚える「ライティング講座」 ~文章を読まない人が文章をうまく書くコツ

横山信弘経営コラムニスト
(写真:PantherMedia/イメージマート)

■ロジカルライティングを耳で覚える

ライティング講座が熱い。

これからの時代に最も必要とされ、近年とくに人気のあるスキル、それが「ライティングスキル」である。理由は、オンライン時代に活きるスキルだからだ。情報を発信するうえでも、会えない人とコミュニケーションをするうえでも、このスキルは活かせる。

それゆえに、巷ではライティングをテーマにした講座が大人気だ。

そこで今回は、誰でもわかりやすい文章が書けるライティング講座を開催する(音声セミナー)。

10年以上、書籍やコラムの執筆をし続け、実際にライティング講座にも参加した。プロ講師を専属トレーナーとしてつけ技を磨いた。6冊の文章術本を紹介しつつ、ロジカルライティングのコツを紹介する。

具体的には、以下の順番で解説する。

○文章の全体構成――真似しやすい5つの型

○段落(パラグラフ)の構成

○文(センテンス)の論理構成

○文体のリズム

とりわけ文の論理構成に必要なポイントを「暗記」できたら、

・説得力のある文章

・理解しやすい文章

・複雑な事柄を整理する文章

を書くことも簡単だ。

ライティングは反射神経を必要としないし、自分のペースでできる。それゆえにコミュニケーションが苦手な人でもすぐ身につく。何より、読みやすい文章が書けたら、多くの人からリスペクトされる。

ぜひこの機会に、大人の学び直し(リカレント教育)で注目されるライティングスキルを手に入れよう。

■文章を「建物」と捉えて設計する

どうすれば整理された文章を書くことができるのか。多くの人が疑問を抱いているだろう。私は、文章を建物と捉えるとわかりやすい、と思っている全体の文章構成を「設計図」。ひとつのひとつの段落は「居間」や「和室」や「キッチン」。文はそれぞれの部材であり、壁や柱や梁が正しくつながっているかが問われる。

このように構成と段落と文、それぞれのパーツを独立して考える。そうして全体のリズムを整えると、わかりやすく、整理されたよみやすい文が書ける。

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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