「できる人」の習慣とは? 「できない人」の口ぐせとは?

「できる人」は、どんな口ぐせがあるのか?

仕事が「できる人」の習慣、思考とは?

うわべだけでなく、本当に「できる人」は結果を残しています。どんな環境でも、誰もがわかるような成果を出すものです。それでは「できる人」「結果を出す人」はどのような習慣を持っているのでしょうか。どのような口ぐせをしているのか、今日は考えていきます。

どんな環境でも結果を残すためには、結果から逆算して行動できるかにかかっています。「逆算思考」があるか、ということです。「逆算思考」を持っている人は、時間が未来から流れているように感じているはずです。結果を出すことが「当たり前」だと感じているため、期限から逆算して現時点で何をすべきか、考える習慣があるからです。

結果を出せるかどうかはわからないが自分のやれる範囲で努力しようと考える人は、一見、頑張っているように見えます。しかし安定した結果を残すことができません。そして何よりストレスを抱えてしまいがちです。時間が過去から現在へ、そして現在から未来に向かって流れていると感じているからです。

「できない人」の口ぐせとは?

「自分の過去の延長線上に未来がある」という思考で仕事をしていれば、過去の経験や知識にとらわれることになります。そうすると思い切った行動ができません。失敗を恐れることになり、チャレンジ精神も湧き立たないのです。ですから、マジメなのですが「できない人」「結果を出せない人」の口ぐせは、だいたい以下の3種類になります。

・「できる範囲でやってみます」

・「今やれることをやってみます」

・「自分なりにやってみます」

こういう口ぐせの人は、努力して行動を起こすのですが、結果が出ないと、

「私はできる範囲ではやりました」

「やれるだけのことはやりました」

「自分なりにやりました」

という言い訳をついついしてしまうのです。

「できない人」は、自分にミッションが与えられると、自分の過去の体験や知識と照らし合わせ、それを本当に遂行できるかどうかを吟味し、難易度が高いのであれば、やることはやるけれども「できる範囲でやる」という注釈を無意識のうちにつけてしまいます。

しかし「できる人」は、過去にとらわれることがありません。まず自分に与えられたミッションをどうすれば完遂するのかを考えます。これが第一ステップ。自分の過去の体験や知識と照らし合わせ、難易度が高くても、それをどのようにカバーすれば達成するかを考え、仮説を立てたうえでいろいろな人と相談し、自分が立てた仮説を修正していきます。これが第二ステップです。

ですから「できる人」は、過去の経験によって創られた「自分の殻」をいとも簡単に破ることができるのです。そして自然と周囲の人とのコミュニケーションも増え、協力者が周りに集まります。「自分なりに考えた」「自分のできる範囲ではやった」という言い訳をすることもありません。

「できる人」の口ぐせとは?

さて「できる人」の思考は「逆算思考」だと書きました。それでは「できる人」の口ぐせは何でしょうか? 実のところ……、「できる人」が発する決まった口ぐせはありません。

コンサルタントとして現場にいると、常々思うことがあります。それは、うまくいかない人、うまくいかない企業には、いろいろな共通項があるものですが、反対にうまくいく人、うまくいく企業は、それぞれのパターンがあり、意外と共通項はないのです。口ぐせも同じ。

強いてあげれば「不言実行」でしょうか。「できる人」はアレコレ言いません。何も言わずにやるのです。当たり前のように結果を残すのです。たとえ結果を出せなくても自己正当化するような言い訳もしません。「できる人」に決まった口ぐせなどないのです。決まった口ぐせがあるのは「できない人」のほうなのです。