1965年、東京生まれ。立教大学卒業後、出版社勤務を経て、99年よりフリーランスに。社会人野球情報誌『グランドスラム』で日本代表や国際大会の取材を続けるほか、数多くの野球関連媒体での執筆活動および媒体の発行に携わる。“野球とともに生きる”がモットー。著書に、『落合戦記』『四番、ピッチャー、背番号1』『都市対抗野球に明日はあるか』『第1回選択希望選手』(すべてダイヤモンド社刊)など。
記事一覧
- 【落合博満の視点vol.57】指揮官の基本——常勝チームに成熟させるために追求する野球とは
2004年に中日監督に就任した落合博満は、目立った戦力補強をせずに5年ぶりのリーグ優勝を果たし、2007年の日本一をはじめ8年間すべてでチームをAクラスに導いた。その手腕の中で、留意していたこととは。
- 【落合博満の視点vol.56】指揮官の基本——監督の禁じ手と考えていたこととは
2004年に中日監督に就任した落合博満は、目立った戦力補強をせずに5年ぶりのリーグ優勝を果たし、2007年の日本一をはじめ8年間すべてでチームをAクラスに導いた。その手腕の中で、留意していたこととは。
- 【落合博満の視点vol.55】指揮官の基本——マイナス思考とプラス思考
2004年に中日監督に就任した落合博満は、目立った戦力補強をせずに5年ぶりのリーグ優勝を果たし、2007年の日本一をはじめ8年間すべてでチームをAクラスに導いた。その手腕の中で、留意していたこととは。
- 18歳の大谷翔平が対戦した“世界のプロスペクト”たちは今
世界中のファンを魅了する大谷翔平は、10年前の夏に第25回18U世界選手権大会でプレーした。高校日本代表は6位という成績で大会を終えたが、この時に対戦した選手はどんな野球人生を歩んでいるのだろうか。
- 【落合博満の視点vol.54】発想の転換——無死三塁で「最低でも犠牲フライ」を打つには
落合博満が実践する野球は、徹底して技術を磨くだけでなく、豊かな感性で自身の技術を活用する方法を考えた。その感性を豊かにするために大切なのが、発想の転換だという。では、落合が体験した発想の転換とは。
- 【落合博満の視点vol.53】発想の転換——強打者との勝負は3ボールから
落合博満が実践する野球は、徹底して技術を磨くだけでなく、豊かな感性で自身の技術を活用する方法を考えた。その感性を豊かにするために大切なのが、発想の転換だという。では、落合が体験した発想の転換とは。
- 落合博満のリーダーシップ3——どんな境遇でも不貞腐れたら負け
「プロ野球にチームリーダーはいらない」と、落合博満は言う。プロ選手は個々が自立し、自分の野球人生に自分で責任を持たなければならないからだ。そんな落合が発揮したリーダーシップとはどんなものだったのか。
- 落合博満のリーダーシップ2——最大の危機に招集した選手ミーティング
「プロ野球にチームリーダーはいらない」と、落合博満は言う。プロ選手は個々が自立し、自分の野球人生に自分で責任を持たなければならないからだ。そんな落合が発揮したリーダーシップとはどんなものだったのか。
- 落合博満のリーダーシップ1——11点リードの9回二死でマウンドへ
「プロ野球にチームリーダーはいらない」と、落合博満は言う。プロ選手は個々が自立し、自分の野球人生に自分で責任を持たなければならないからだ。そんな落合が発揮したリーダーシップとはどんなものだったのか。
- 2019年のセーブ王 ロベルト・オスナが千葉ロッテへ入団。MLBのタイトルホルダーは日本で活躍する?
巻き返したい千葉ロッテが、2019年にメジャー・リーグでセーブ王を手にしたロベルト・オスナと契約し、6月10日に入団会見が行なわれた。メジャーのセーブ王が来日するのは3人目。過去の2人の成績は……。
- 落合博満監督の大失敗4――口は災いのもと【落合博満の視点vol.52】
セ・パ交流戦が幕を開けた。この制度が導入された2005年、開幕から快走していた中日は、一気に失速して優勝を逃してしまう。その原因は、四番タイロン・ウッズの出場停止と、落合博満監督の発言にあった。
- 1試合24三振を喫したプロチームって意外と日本人に縁がある
現地時間5月14日、MLB傘下のフロリダ・ステイト・リーグで1試合24三振という途方もない記録がマークされた。達成したチームはともかく、やられたのはどんなチームかと言えば、日本人選手との関わりも……。
- 【落合博満の視点vol.51】落合GMがドラフト候補の捕手に求めたこと
「絶対的なレギュラーが擁立できれば、10年は安泰」とプロの世界で言われているのが捕手というポジションだ。では、谷繁元信の後継者が求められた時、落合博満GMはどんな視点で木下拓哉に白羽の矢を立てたのか。
- 東京ヤクルト入りするパトリック・キブレハンは“あのスラッガー”が認めた好打者だ
連覇を目指す東京ヤクルトに、新たな外国人選手が加わる。昨年の東京五輪で銀メダルを手にしたパトリック・キブレハンだ。日本の数球団が狙っていると言われていたスラッガーには、“あの人”も太鼓判を押す。
- 【落合博満の視点vol.50】優勝できなければ2位も最下位も同じ――は指導者のエゴだ
落合博満は自らの経験も踏まえ、監督の評価は「優勝すれば100点満点。それ以外は0点」と語る。だが、チームや選手には「優勝できなくても準優勝を目指させなければ、監督の仕事をしたことにはならない」と言う。
- 【落合博満の視点vol.49】あぁ、開幕9連敗……阪神が蟻地獄から抜け出すには
阪神が開幕から9連敗と苦しんでいる。評論家諸氏からは厳しい意見も投げかけられているが、こうした苦しい状況で中日時代の落合博満監督はどう考えたか。「野球とは、そういうもの」という言葉にヒントはある。
- 落合、YouTube始めるってよ――オレ流チャンネルを4月1日18:00に開設
落合博満が自身のYou Tube番組『オレ流チャンネル』を4月1日18:00に開設する。野球にまつわる話題を中心に、落合の本音を聞ける番組は、野球ファンなら見逃せないのではないか。
- 【落合博満の視点vol.48】開幕戦で劇的に散ったBIGBOSSが何より着手すべきこと
開幕セレモニーのサプライズ演出から、7回まではBIGBOSSのペースだったが、野球は9イニングスの勝負。8回裏の逆転満塁弾で初陣を飾れなかったBIGBOSSは、どうやって安定した戦いを目指すのか。
- プロ野球開幕!! BIGBOSSがルーキー開幕投手の次に企てるサプライズはこれだ
プロ野球ペナントレースが開幕する。注目を浴びている北海道日本ハムは、新人の北山亘基が開幕投手を務めるが、これまでに開幕投手を新人が務めた結果はどうなのか。そして、BIGBOSSの次のサプライズとは。
- 「投手のことはわからない」という落合博満が提案する効果覿面の投手指導【落合博満の視点vol.47】
落合博満は「投手のことはわからない」が口癖だ。それでも、打者としての経験に基づいた投手へのアドバイスには、大きな効果を発揮しているものもある。そのひとつが、外角低目に10球続けて投げ込むという練習だ。
- 【落合博満の視点vol.46】ペナントレース開幕まで10日、ルーキーが心がけるべきこととは
プロ野球のペナントレース開幕まであと10日。今季も春季キャンプからオープン戦で潜在能力の高さを示した新人がいるが、彼らが順調なスタートを切るために大切なこととは。落合博満が、自身の経験も踏まえて語る。
- 【落合博満の視点vol.45】プロ入りしたい選手に一番必要なものとは
運動能力が優れている子は野球をやっていた時代から、様々なスポーツに逸材が分散するようになり、若い選手の気質にも変化が見られる。そんな現代で、野球界でプロ入りを目指す選手に必要なものを落合博満が語る。
- 【落合博満の視点vol.44】新庄剛志監督の北海道日本ハムに見る「キャンプの練習で一番大切なこと」
プロ野球の春季キャンプは実戦モードに入った。選手は実績や期待度によって取り組む練習が変わってくるが、中日を率いた落合博満監督と北海道日本ハムの新庄剛志監督には、一番大切なことが共通している。
- 【落合博満の視点vol.43】春季キャンプで完成させたい攻撃の形とは
プロ野球の春季キャンプは、技量を磨き、ポジションを争い、ペナントレースへの準備を整える場だ。落合博満は、それに加えて優勝できるチーム力を養うことにも注力した。では、キャンプで完成させたい攻撃の形とは。
- 落合博満を三冠王に成熟させた江夏 豊の言葉
スポーツ界ではベテラン選手のアドバイスが、上昇のきっかけを探す若手を大きく成長させることがある。落合博満も、江夏 豊との対話から得たヒントを実践し、一軍定着から首位打者、三冠王へとステップアップした。