シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。シンガポールで生活をしていると、日本人の会社員も20-40代などで「億り人」になっている人も多く驚かされます。

金融資産が1億以上ある人の特徴として、次の３つの特徴が当てはまります。1つ目は、夫婦の場合、世帯主が家計を管理しているパターンが「億り人」には多いです。共働きの場合も共同財布ではなく各自で貯めている特徴があります。シングルの人も収入の大部分を貯めるなどをして「億り人」となっている人もいます。

2つ目は、20-40代などで「億り人」になっている人は不動産投資や金融投資をしているパターンが多いです。仮に年収が高くても日本では所得税に対して高額な税金がかかります。これに対して投資の収益に対する課税は20％程度と比較的低いので投資で増やしている人が多いのです。