ボーナスの賢い預け先は?普通預金のままでいい?

写真はイメージ(写真:ペイレスイメージズ/アフロ)

もうすぐボーナスの時期ですね。旅行や買い物の計画を立てている人も多いでしょう。今回はボーナスの賢い預け先を考えていきましょう。

実は貯金上手はボーナスなど臨時収入を臨時支出の備えにしているんです。

「今月は友達の結婚式が2回もあった」。

「友達から海外旅行に誘われた」。

「家賃の更新料や火災保険の請求が」。

毎月の支出以外にもこのような臨時支出は多いもの。

支出には家賃や食費や光熱費のような毎月決まってかかる支出とそうではない支出(臨時支出)があります。臨時支出には突然の冠婚葬祭など予測できない支出もあれば、火災保険料や更新料の支払いなど予め予測できる支出、大きな買い物や旅行など計画を立てられる支出とあります。

あらかじめ臨時支出への予算と対策を立てておけば、慌てる必要なく支払いができ、貯め上手になることができます。臨時支出の備えがあれば生活口座と貯金口座の間のガードとなり、貯金には手をつけなくて済むからです。

臨時支出はボーナスから

1年間の臨時支出としては手取り年収の10%程度をみておくとよいでしょう。手取り年収280万円なら28万円程度ですね。このお金をどこから持ってくるかというとボーナスなど臨時収入が最適です。夏のボーナスが手取りで20万円出るのなら半年分の臨時支出14万円(5%)を生活口座から分けておきましょう。ボーナスが出ないという人は毎月の収入から10%程度臨時支出用に貯めたいところです。

臨時支出の金額は家庭によっても変わります。持ち家がある人は固定資産税の支払いもありますし、マイカー保有者は自動車税の支払いがあります。自分の臨時支出を正確に把握するには1年間家計簿をつけることをおすすめします。できれば数年間家計簿をつけ続けるとよりぶれない予算を立てることができるでしょう。

家計簿をつける際に臨時支出が分かるようにしておきましょう(紙の場合はマーカーをしたり、エクセルの場合は臨時支出でソートをかけられるようにします)。

お金は3つの口座に分ける

臨時支出用の貯めは生活口座(普通預金)や貯金(定期預金など)とは別にしておきましょう。この口座はいわば消化器のようなものです。ここぞといった時に使う口座ですから換金しやすいかたちで持っておきましょう。

銀行の貯蓄預金、ネット銀行の期間が短い定期預金、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)などが預け先の候補になります。

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)

投資信託の一種で安全性の高い公社債などで運用されている。証券会社の総合口座で提携ATMから引き下ろしたり入出金が便利。年利は一般に普通預金よりはよい。

ネット銀行ではボーナスシーズンには期間限定のキャンペーンを打ち出す場合もあるのでチェックをしてみてもよいでしょう。

いかがでしょうか。さらに欲を言えば臨時支出用の貯めを引いて余ったボーナスは長期的な貯金と自己投資に振り分けたいところです。

臨時支出への備えどころではない人もいるでしょう。そんな人はまずはボーナスの10%からでもよいので貯めるくせをつけるようにしてください。