海外でのお買い物、現金かクレジットカードかどっちがおトク?

写真はイメージ(写真:ペイレスイメージズ/アフロ)

「現金を両替するのに手数料がたくさんかかってしまった」。

海外旅行に行く前に、空港であわてて両替をして高い手数料を支払ったという経験は誰しもあるものです。現地での食事やお買い物を存分に楽しむためにも、有利な支払い方法を学んでおきましょう。

たとえば、ハワイに旅行をするA子さんの場合。銀行で円をドルに両替すると1米ドルあたり3円程度の手数料が必要になることも。

そこで、コスト面から有利な支払い方法がクレジットカードの利用になります。手数料は1.6%程度で為替レートもクレジットカードが仲値に近いレートで取引をするからです。また、日本発行のカードはポイント還元率も良いのでポイントを貯めることもできます。

【現金両替】

銀行が1日1回決める相場の参考値(仲値・TTM)に一定の両替手数料が上乗せされる。日本円から米ドルに両替をする場合、1米ドルあたり3円程度が相場。

【クレジットカード】

仲値に近いレートにカードのブランド会社が定める手数料1.6%程度がかかる。キャッシングの場合はキャッシングの利息がかかる。

クレジットカードの裏技として、現地ATMからキャッシングでお金を引き出す方法もあります。コストはキャッシング利息のみで実は有利なんです。年利15%とすると1日あたり0.041%程度。たとえば、10万円を10日借りるなら410円程度です。帰国後すぐに繰り上げ返済の手続きをするのがベターです。

クレジットカード払いが嫌いという人もいるでしょう。そんな人は使ったら銀行口座から即引き落とされる「デビットカード」や、前払いの「プリペイドカード」がおすすめです。

【デビットカード(VISAデビットカードの場合)】

VISAの指定するレート(仲値に近いレート)に海外取引に関わる手数料として3%程度を加えたレートで円価に計算される。VISA加盟店で利用可能。

【海外専用プリペイドカード】

Visaトラベルプリペイドなど日本の銀行やコンビニATMなどでチャージしておけば「現地ATMでの引き出し」や「ショッピングでの支払い(加盟店)」に利用することができるものもあります。

このように、現地通貨を準備する手段はたくさんあります。とくに新興国の通貨は現金両替手数料が高額になるためにクレジットカードなどとの併用が効果的です。

たくさん現金を持ち歩いたりホテルの金庫に預けたりすれば盗難リスクという不安がつきまとうものです。現金は必要最低限にし、カードを上手に活用しましょう。また、渡航前にガイドブックで現地の通貨について調べたり、為替をチェックしたりしておくことも大切です。