京都の夜の締めに欠かせないラーメンとは

祇園、木屋町、先斗町など、京都には夜に賑わいをみせるエリアが多い。
祇園、木屋町、先斗町など、京都には夜に賑わいをみせるエリアが多い。

 飲んだ後の締めと言えば「ラーメン」。人気の店となれば、夜中でも店の前には行列が出来ることも珍しくない。戦後からラーメン文化が根付く「ラーメンの都」京都でも、深夜遅くまで営業して締めに欠かせない人気ラーメン店がいくつも存在する。

 祇園、木屋町、先斗町、河原町など、京都には夜に賑わいをみせるエリアが多い。今回は京都のラーメンを食べる上で欠かすことの出来ない、深夜に営業する人気ラーメン店3軒をご紹介しよう。京都の夜の締めで食べるべき、京都の深夜ラーメンとは。

自分好みにカスタマイズして楽しむ『みよし』

木屋町の締めの絶対王者として40年近く愛され続ける『みよし』
木屋町の締めの絶対王者として40年近く愛され続ける『みよし』

 高瀬川に沿って南北に通じる木屋町通は、飲食店が立ち並び若者たちが多く集まるエリア。そんな木屋町の夜の締めとして絶大なる人気を誇るのが、1983(昭和58)年創業の『博多長浜らーめん みよし』(京都府京都市中京区石屋町115)。店先には大きな提灯と暖簾がかかり、屋台のように活気ある店の行列は、木屋町の夜を象徴する光景。2020年には銀閣寺エリアにも2号店を構えた。

 平たく大きな丼には臭みのない豚骨スープがなみなみと注がれ、しなやかな細ストレート麺は硬さをオーダー出来る博多スタイル。卓上には紅生姜や辛子高菜から一味やカレー粉まで、様々な味変アイテムが装備されており、自分好みにカスタマイズ出来るが、その中でも欠かせないのが「天かす」。サクサクの天かすと甘めの豚骨スープが驚くほどにマッチする。

焼いた味噌の香ばしさと旨味『いつわ』

夜の繁華街、祇園の縄手通りで明け方まで営業している『いつわ』。
夜の繁華街、祇園の縄手通りで明け方まで営業している『いつわ』。

 京都随一の夜の歓楽街、祇園。この一帯がかつて「祇園社」と呼ばれた「八坂神社」の境内であったことから祇園の名がついた。祇園の西側を南北に通る縄手通りにある『いつわ』(京都府京都市東山区末吉町101)は、明け方まで営業しており締めの一杯を求める客たちでいつも賑わいをみせている店だ。

 豚骨醤油ラーメンやWスープラーメンなど、ラーメンの種類がいくつもある中で、一番人気のラーメンは「焼みそラーメン」。野菜と味噌を炒めて豚骨ベースのスープと合わせることで、スープに香ばしさと旨味と熱さをプラス。手作りの餃子やしっとりパラパラのやきめしなど、サイドメニューも充実している。

絶品の黒豚チャーシュー『大豊ラーメン』

木屋町通と先斗町を繋ぐ細長い路地にひっそりと佇む『大豊ラーメン』
木屋町通と先斗町を繋ぐ細長い路地にひっそりと佇む『大豊ラーメン』

 木屋町と先斗町を繋ぐ、人がすれ違うのも一苦労な程の細長い路地にひっそりと佇む人気店が『大豊ラーメン』(京都府京都市中京区下樵木町191-11)。営業時間は明け方までながら、売り切れで営業終了。木屋町沿いに掲げられた電飾看板と、路地に置かれた回転灯が点いていたら営業中の合図。佛教大学の目の前にも支店がある。

 「黒豚チャーシュー専門店」と暖簾にも暖簾にも書かれているように、この店の自慢は肉の旨味あふれるチャーシュー。京都らしい漆黒の醤油豚骨スープにもチャーシューの旨味が溶け出し、程よく油分もたくわえてパンチもある。ガッツリいきたければチャーシューメン、軽く締めたければミニラーメンがオススメ。黒豚付出し(チャーシューおつまみ)とビールで飲み直すのもアリ。

 飲んだ後のラーメンの美味しさは格別だ。今回ご紹介した3軒は、いずれも深夜まで客足の絶えない人気店ばかりだが、コロナ禍の影響で早仕舞いをしている場合もあるので、酔いが回る前に営業時間をしっかりと確認してから足を運んで頂きたい。

※写真は筆者によるものです。

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