悠仁親王殿下12歳に! 来春から生活環境が激変

悠仁親王殿下、小学校最後の運動会  写真:代表撮影/ロイター/アフロ

 9月6日、秋篠宮家の長男、悠仁親王殿下が12歳の誕生日を迎えられた。

「紀子妃殿下にご懐妊の可能性」と報じられたのは12年前の2月7日だった。小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が提出した女性・女系天皇を認めるという報告を受け、政府は皇室典範の改正案を翌3月に提出する予定で準備を進めていた矢先の出来事だった。

 ご懐妊が明らかになった段階では、誕生するのが男子か女子かはわからなかったが、ご出産までは静かな環境が必要だとして、皇室典範改正案提出はとりあえず見送られた。そして9月6日、皇室では41年振りの男子となる悠仁親王殿下が誕生した。男系男子を堅持すべきとする人々にとっては起死回生の男子誕生となり、結果、皇室典範改正は見送られた。

 あれから12年。悠仁親王殿下は健やかにお育ちになり、来年4月には中学校に進学される。

 幼稚園は学習院ではなく、お茶の水女子大学附属幼稚園に進まれた。そして、小学校もお茶の水女子大学附属小学校へ。皇族が学習院初等科以外の小学校に進むのは戦後初だった。お茶の水女子大学附属は幼稚園、小学校、中学校は男女共学だが、高校、大学は女子のみである。来年4月、そのままお茶の水女子大学附属中学校に進むことは可能だが、高校、大学はほかの学校に進まれることになる。高校に進めないなら、中学進学の段階でほかの中高一貫校を選ばれるのではないかとの予想から、同じ国立の「筑波大学附属中学校に進学するとみられている」と報じている週刊誌もあるが、明らかになるのは年明けだろう。

 小学校では他の同級生と同じように活動されているが、夏休みなどを利用して、広島の平和記念公園を始めとする戦争関連の場所、施設、展示会などを訪れておられる。少しでも戦争の悲惨さを学んでほしいというご両親の思いがあるのだろう。

 また、秋篠宮殿下の影響が大きいと思われるが、植物や生物へのご関心が高く、一昨年からはメダカやヤゴなどの観察も兼ね、宮邸の庭で水田作りを始められた。皇居で天皇陛下の稲作のお手伝いもされているが、宮邸でも自ら田植え、稲刈りをされ、夏野菜も栽培されている。自ら携わることで、自然を守る大切さを深く理解されていることだろう。

 悠仁親王殿下は宮家の皇族ではあるが、今までの宮家の皇族とは違い、将来、天皇になる方である。来年5月の御代替わりに伴って父、秋篠宮殿下が「皇嗣」という皇太子と同等のお立場になる。そのため、国のお世話の体制が大きく変わり、秋篠宮家は皇嗣職という東宮職(皇太子ご一家のお世話をする部署)と同等の組織になる。秋篠宮家にいる宮内庁職員は創設当時(平成2年)の7人から徐々に増員され現在25人であるが、来年5月には50人ほどの組織になる。秋篠宮家全体の皇族費(プライベートマネー)も現在の年間6,710万円から1億2,810万円に増額される。

 周囲にいる宮内庁職員が一気に増えるという生活環境の変化は、中学1年生の悠仁親王殿下にとって、精神面ではかなりのご負担になるだろうが、今までどおり伸び伸びと生活されることをお祈りしている。