熊田曜子が「子ども二人まで」の人数制限のところに三人連れてって断られて逆ギレ問題

(写真:アフロ)

 タレントの熊田曜子が「大人一人につき、子ども二人まで」と明記されている施設に自身の子ども三人連れて行って逆ギレしている問題が発生していました。児童保育界隈で「やっぱり熊田曜子はヤバイ」という話とともにネタが駆け巡っております。

熊田曜子、3人の子連れで児童館入室できず「まさか、そんな決まりが…」(SANSPO.COM 18/11/5)

熊田曜子、児童館利用“お断り”に反省綴るも「なんで実名出すの」「叩いてほしいって魂胆?」(サイゾーウーマン 18/11/5)

 問題の記事はこちらなんですが、炎上させてアクセスを稼ごうという話でもあるかもしれず、念のため魚拓を貼っておきます。

3人育児(魚拓:熊田曜子オフィシャルブログ 18/11/5)

 「やってしまった」と書かれていますが、以前にも、熊田曜子はこの施設を使っているはずで、規約も知っているはずなんですよね。

 私も子ども三人育てていて、ワンオペで子どもを三人見ているときの苦労は私も家内も味わっているので、熊田曜子の気持ちは分からなくもないんですが、遊具のある室内施設は比較的「大人一人につき、子ども二人まで」という規約になっているところも多く、また、プールなども付き添いは大人一人につき子ども二人まで、水中ではマンツーマンを義務付けられているのが通常で、私の住む千代田区でもそのような記述があり、守らなければ利用できません。本当にちゃんと子育てをしているならチェックしないはずがないんですよね。

http://www.spst-chiyoda.jp/about/(千代田区立スポーツセンター)

※保護者1人につき、オレンジ・黄色の児童は2人まで入場可能ですが水中ではマンツーマンとなります。

出典:千代田区立スポーツセンター

 問題の施設は、この東向島児童館分館。一回に入れる児童の数は13人までで、子どもたちが動き回る遊具がたくさんあるので、たとえ0歳児が抱っこされていようと駄目なものは駄目です。抱っこしているから手がかからないのではなく、0歳児だからこそ手が離せないわけで、だからこそ、ホームページの規約でも「0歳からの未就学児(幼児)」と限定されています。

 児童が入れるプールなどは、やはり親ひとりにつき子ども二人までというルールが多いですし、ジャングルジムなど落下の危険もある遊具のあるところもだいたいそういう規約になっているはずです。

東向島児童館分館

公式ホームページ

 墨田区については、すでにねとらぼが電話取材をしておりました。

「安全面を最優先するために理解を」 熊田曜子ブログで物議の児童館運用ルール、墨田区に意図聞いた(ねとらぼ 18/11/5)

 私も墨田区に連絡を入れてみたのですが、墨田区子育て政策課からの補記として「過去にお子様に大きな事故があったとは認識しておりません。保護者お一人につき児童二名までという方針を徹底しておりまして、そのあたりは東京都の他の施設と大きく運用上の違いはありません」と説明していました。

 で、熊田曜子がブログにこういうことを書いておられるということは、おそらく熊田曜子自身は「問題であることを認識しないまま、やらかしている」ということではないかと思います。確かに3人育児は育てづらいと言いたいのかもしれませんが、わざわざ人数制限アリの完全入れ替え制になっている施設を事前予約して利用するにあたって利用規約を読まなかったことへの言い訳にはならないと思うのです。

 しかも、この東向島児童館は本館があり、こちらは人数制限も年齢制限も特になく、連日多くの幼児や保護者で賑わっています。旦那さんが一緒に来られるときは人数制限のある分館で遊べばいいんじゃないの? と思うわけですね。

 ですが、なぜか熊田曜子はブログの中で児童館に入れなかったと記述しています。

 どういうことなのか良く分かりません。

結局、児童館に入ることができなかった子供達は

高架下にある雨でも濡れない公園があったので

そこでご機嫌もなおり楽しく遊べました。

出典:魚拓:熊田曜子オフィシャルサイト

 いや、人数制限のない本館で遊べばそれでよいんじゃないですかね… なんでわざわざ児童館を出て高架下の公園まで行く必要があったのでしょうか。

 もちろん三人の育児はこんなに大変なんですよ、というマウンティングでもしたいのかもしれませんが、私も三人の子どもを育てていて確かにストレスはあるけどそれ以上に毎日いろんな刺激があり、子どものためにあれやこれや工夫する気持ちが強くなり、人生の追体験をするがごとく子どもと一緒にいろんなところに行ける楽しみはあります。子どもを儲けた以上は、親として責任があること自体は一人っ子でも3人子持ちも変わらないわけですし、子どもが3人だから規約を読まなくても良い、規約を知らなかったことが許されるとはなかなかならないのかなと思うわけです。

 ただ、何よりも子どもの安全を考えたときに、三人ワンオペで連れ回すときは特に、行けるところが制限されてしまうのは事実です。私自身も、楽しくリゾート地のプールで子ども三人泳がせているあいだ、上の子は泳げるし浮き輪もしているから大丈夫と安心してちょっと三男にかまけて目を離したすきに数秒で沈んでたりしてドキッとした経験もあります。そのぐらい、しっかり見ていなければヤバイというのもまた事実です。

 このエピソードひとつで熊田曜子はどうしようもねえなとか、さすがに嘘松が酷いなどと言い募るつもりもないのですが、同じ3人子持ちの親として、それを言い訳にするべきではないとも感じます。一方で、この件で三人子持ちの親が不利だから日本は少子化になってしまうのだ、みたいな乱暴な議論もよろしくないと思います。保護者一人で子ども二人までという規約には立派な理由があります。就学前の三人四人の子どもを引率するのであれば大人は二人必要、という当たり前のことが分かってもらえればなあと強く感じる次第です。