松田公太さん、乙武洋匡さんの不倫旅行暴露に関し謎の釈明記事をブログにアップする(修正あり)

どこ見てるんですかね(写真:アフロ)

 山本一郎です。いい天気ですな。

 先日執筆した私の記事に対して、松田公太さんが反論、釈明の記事をアップしておられました。

政治資金ごまかした松田公太さん、逆恨みで乙武洋匡さんの不倫旅行を暴露(ヤフーニュース個人 やまもといちろう 16/3/28)

「Yahoo!ニュース 個人」に掲載された記事について(松田公太オフィシャルブログ 16/3/30)

魚拓

 そうですか。

 まず、松田さんの釈明記事中、「記事に書かれてしまった友人のSさん」と表現された佐藤禎之さんですが、この方、ご本人も認めているとおり、「松田公太フェローの会」という松田公太政治団体の代表です。松田さんのご友人はご友人かもしれませんけれども、完全に関係者です。そんな彼を、あたかも善意の第三者のように標榜するのは良くないことですね。

どう見ても政治団体代表の佐藤禎之さんです。本当にありがとうございました。
どう見ても政治団体代表の佐藤禎之さんです。本当にありがとうございました。

 で、私が過日佐藤禎之さんにお送りした取材メールに対する回答が松田公太ブログに引用されています。これは確かに佐藤禎之さんから返答していただいた内容と同一のものです。間違いありません。しかしながら、佐藤禎之さんは当方で把握している事実関係と大きく異なる回答をしているため、内容については信憑性に欠けると判断しました。

 まず、松田さんは「佐藤禎之さんを同伴した乙武洋匡さんの不倫旅行を、週刊新潮からの取材まで知らなかった」という内容が嘘であるということです。

(やまもと註: 佐藤さんの回答)

松田さんには黙っていたことなので大変ショックをうけていました

以前もお伝えしましたが、私(やまもと註: 松田公太さん)は後日(やまもと註: 新潮からの取材で)写真を見せられるまで乙武さんがだれと、どこに、いつ行くのか知りませんでしたし、Sさんが同行したのもその時に初めて知ったことです。

 佐藤さんは仰るとおり乙武さんから旅行に同行したことは口止めされていたと思いますが、年が明けた16年1月上旬、参議院議員会館の松田公太事務所内で、当の佐藤さんの口から、松田公太さんに「乙武さんから言わないでほしいとお願いされていたけれど、乙武さんと三人で旅行に行きました」とダミー随伴を告白しています。その後、松田公太さん自らが事務所内の関係者に対して、ネタ含みで本件について述懐されていたことは、周辺の取材ですでに明らかになっております。少なくとも、この日付で松田さんは乙武さんの不倫旅行の情報に接しています。

 つまり、何のことはない、自分の政治団体の代表が乙武さんの不倫旅行に随行していた話を、松田公太さんは彼らの帰国後、1月の時点ですでに佐藤さんから伝えられ、知っていたことになるわけです。

 それでいて、「ショックをうけた」「初めて知った」のならば、口裏を合わせたか(自粛)であるかのどちらかということになります。

 なんせ、知らなかったはずの彼らの口から「乙武さんの旅行のダミーであった」ことが事務所関係者に伝わったわけですから。

 もっと言えば、知っていたなら知っていたで、嘘をつかずに堂々と説明すればよかったんじゃないですか。そのうえで、取材源は自分ではないとお話されれば、まだ傷は浅かったのではないかと思います。さて、佐藤禎之さんもショットに入った写真を誰が撮影したのでしょうか。佐藤さんが自撮り棒か何かで撮ったんでしょうか。

 さらに、松田さんが良くご存知の元気会関係者が、大手週刊誌の契約記者に対して「乙武さんのネタを握っている。記事にできないか」と打診していたとされています。別の週刊誌も、乙武さんに関する情報を携えてGW合併号で記事化を進めていたようですが、これもネタ元は同じです。別の週刊誌ですが、この随行したダミーが佐藤禎之さんであり、証言の客観性を確保できないとして記事掲載を見送りされたりしています。週刊新潮は取材チームが優秀で、しっかりと関係者からの発言に裏を取れたので記事を掲載した、ということになります。

 そして、一連の乙武不倫旅行記事の掲載に関して、松田さんが「信頼できる記者」として打診した人物とその周辺の編集者がおりますが、この人物関連の逸話として、12月3日、東京スポーツに松田さんご本人がリークした「乙武洋匡、日本を元気にする会から参院選出馬」という観測記事が掲載されています。

「五体不満足」の乙武洋匡氏 参院選出馬へ(東京スポーツ 15/12/3)

だが、最有力視されている政党は、自民党でも民主党でもないことが判明した。「タリーズコーヒージャパン」創業者として知られる松田公太参院議員(47)が代表を務める「日本を元気にする会」だ。同党は安保法案の修正を実現するなど存在感を見せている。

 松田氏と乙武氏は旧知の間柄。定期的に会い、教育問題や政界の枠組みなどについて話し合っており、永田町では「松田氏と乙武氏は親密な関係にある」といわれる。乙武氏の政界転身情報が流れ、松田氏の事務所には政治記者が張り付いている。その松田氏は本紙に「乙武さんが政界転身するなら、親身になって話を聴いて対応したいと思っています。現時点では、これ以上の話はできません」と語った。

 これ、松田さんがリークして書かせた記事なんですよね。

 で、あっさり乙武さんだけでなく政界ウォッチ界隈にネタ元が松田さんだとバレてしまい、その後、松田公太さんが謝罪のメッセージを乙武さんに送っているとされます。要は、メディア関係者に対して都合の良い話を書いてもらう方法で過去から情報工作を繰り返していて、今回も同じように事前に自分の政治団体代表者である佐藤禎之さんから得ていた乙武さんの不倫情報を自分の政党の公認で出馬しなくなった腹いせに暴露したということでしょう。

不倫報道の引き金になったリーク関係者も含まれる、松田公太東スポリーク事件への謝罪
不倫報道の引き金になったリーク関係者も含まれる、松田公太東スポリーク事件への謝罪

 東京スポーツという、日本全国4,000万人が超愛読するわが国最高峰の報道機関に対して、本人への承認もなしに出馬情報をリークして即バレして謝罪してなお、今回のような事態に陥るというのは実に不可思議なことではないかと思います。

 なお、松田公太さんから乙武不倫話にはご反応賜っておりますが、実際に不倫旅行で淫行を働いた乙武さんに対してはともかく、結果として乙武さんの奥様やお子様たち、同行したとされる女性の方々など、さまざまな方面が巻き込まれることとなりました。本来であれば松田公太さんと乙武洋匡さんという優れた人物二人のきちんとした話し合いで解決できるはずのことが、このような結果となった件については、遠巻きに見ている私としてもただただ残念としか申し上げようがありません。

 松田さんサイドが法的措置がとられるとのことであれば、それはそれで粛々と対応いたしますし、必要に応じて続報も打っていきたいと思います。

 なお、先日松田さんに出させていただいた公開質問状については、いまなお具体的な返答が松田さんサイドからは頂戴できていません。

 こちらにつきましても、然るべき回答をいただけるよう、改めて要望する次第です。

 今後とも、よろしくお願い申し上げます。

(23:48 修正)

 お申し出があり、一部画像および表現を自粛、修正しました。ご了承ください。