10月15日、画面が大型化した「Apple Watch Series 7」が発売されました。これに合わせてKDDIは、家族での利用を想定した月額385円の新料金プラン「ウォッチナンバープラン」を発表。その詳細をKDDIに聞いてみました。

まずはこれまでのおさらいから。Apple WatchにはWi-Fiのみ使える「GPSモデル」のほかに、LTE通信も利用できる「GPS + Cellularモデル」があります。このセルラーモデルで携帯キャリアの料金プランを契約すると、Apple Watch単体でデータ通信ができるようになります。

Watch単体で通信ができると何が嬉しいかというと、ジョギングなど運動中に使いたい人に好評なのです。iPhoneを自宅に置いたままでもApple Watchにメッセージなどの通知が届き、コンビニではApple Payでドリンクを買うこともできます。

国内では3キャリアが提供しており、ドコモでは「ワンナンバーサービス」、auでは「ナンバーシェア」、ソフトバンクでは「Apple Watch モバイル通信サービス」という名称。契約すると、メイン回線と同じ電話番号がApple Watchにも割り当てられます。

これとは別に、2020年秋にアップルが追加した新機能が「ファミリー共有設定」です。子どもや高齢者にApple Watchを持たせる見守り利用を想定したもので、新しい電話番号を発行する点が異なります。

watchOS 7からの新機能「ファミリー共有設定」。KDDIではウォッチナンバーという名称(画像はKDDIのWebサイトより)
watchOS 7からの新機能「ファミリー共有設定」。KDDIではウォッチナンバーという名称(画像はKDDIのWebサイトより)

この機能は、国内ではKDDIが「ウォッチナンバー」の名称でサービスを提供しています。その新料金プラン「ウォッチナンバープラン」は、これまで各種割引後の料金だった月額385円を定価にした印象。データ容量は250MB(0.25GB)と小さくなりましたが、既存のApple Watchユーザーの利用傾向から十分な容量であるとKDDIは考えているそうです。

他社回線でも契約自体は可能、しかし基本は家族向け

すでにウォッチナンバーを使っている人は、新しいウォッチナンバープランにオンラインの「My au」などから変更手続きが可能。新規に契約する場合、auユーザーならiPhone標準のWatchアプリから、au以外の人でも「GINZA 456」など一部のKDDI直営店であれば契約できるそうです。

au以外のユーザーでも契約できるということは、UQ mobileやpovo2.0との組み合わせもできそうに思えます。しかしKDDIによればこれはあくまで家族での利用を想定したプランであり、1人でiPhoneとApple Watchを使うならナンバーシェアの利用が基本になるそうです。

しかしナンバーシェアはメインブランドであるauの料金プランとの組み合わせでしか提供されていません。ドコモやソフトバンク、まだ取り扱いのない楽天を含め、各キャリアには安価なプランでのApple Watch対応を引き続き求めていきたいところです。