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あなたのウソがばれるとき:人はどのように嘘を見抜くのか

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
(写真はイメージ)(写真:アフロ)

人は3日1度は誰かの話を聞いて「ウソだ!」と思っています。

■私達はみんなウソつき

ある研究によると、人は10分間に3回ウソをつくとされています。何でもかんでも思ったことをそのまま口に出したりしたら、人間関係はめちゃくちゃです。だから、私達はウソをつきます。普通、人は他の人のウソを見抜けません。何が本当で何がウソかは、わかりません。

心理学の研究によると、警察官のようなプロでさえ、話の内容を聞いただけではウソを見抜けません。俗っぽい心理学本には、目が校動いたらウソとか、手がこう動いたらウソといった話が出ていますが、それが本当ならプロは一発でウソを見抜くはずですが、そうはいかないのです。

それでも、ウソがばれることはあります。ウソを見抜ける人は確かにいます。では、どういうときにウソはばれるのでしょうか。

■ウソの自覚? 体の反応?

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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