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燃え尽き(バーンアウト)予防対策防止法、心のケア:チェック項目付き

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

■防げ!燃え尽き

最初からやる気がなかった訳ではありません。むしろ、燃えていました。有能で、やる気があって、強い使命感を持っていました。すばらしい職員になると、みんな期待していました。

それなのに・・・

今や見る影もありません。すっかりやる気をなくしています。そうして、現場を去って行った人も、数知れず。

燃え尽き(バーンアウト)は、エネルギー、力を使い果たした状態です。衰え、疲れ果て、消耗しきってしまった状態です。

燃え尽きてしまう人は、かつては燃えていた人です。最初から燃えていない人は、燃え尽きません。そうすると、燃えていた新人が燃え尽きて辞めていき、最初から燃えていない人は適当にやって定年まで勤める。

これでは困ります!

やる気のある人ほど、もっともっと幸福に活躍してもらわなければ、国家的損失です。

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、医療教育福祉など、対人サービス業で言われ始めましたが、今やあらゆる職場で起きているとも言われています。

みんなで、楽しく元気に働き続けられるように、燃え尽きの原因と予防、対策方法をお伝えします。

■バーンアウト・シンドローム:燃え尽き症候群とは:チェックしてみよう。

燃え尽きると、こうなっていきます(チェックしてみましょう)。

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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