1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。1981年テレビマンユニオンに参加。以後20年間、ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶大助教授などを経て、2020年まで上智大学文学部新聞学科教授(メディア文化論)。著書「『北の国から』黒板五郎の言葉」(幻冬舎)、「少しぐらいの嘘は大目に―向田邦子の言葉」(新潮社)ほか。毎日新聞、北海道新聞、日刊ゲンダイ等で放送時評やコラム、週刊新潮で書評の連載中。文化庁「芸術選奨」選考審査員(18年度~20年度)。
記事一覧
- 「嵐」の見事な軟着陸 ありがとう!そして、おつかれさま!
活動休止の発表から約2年、ファンとの大事な時間を過ごしてきた「嵐」。それは「嵐ロス」のケアを前倒しで行いながらの、見事な「ソフトランディング(軟着陸)」でした。
- 『恋つづ』一挙放送で再認識! 上白石萌音「最強の地方出身女子」伝説
昨年12月29日の『「恋はつづくよどこまでも」ディレクターズカット版全話一挙放送SP』(TBS系)。再認識したのは、上白石萌音さん「最強の地方出身女子」伝説でした。
- 【 解読『おちょやん』】歴史的ダメ親父登場で千代の運命が動き出した
『おちょやん』で、8年ぶりに千代(杉咲花)の前に現れた、朝ドラ史上に残る「ダメ親父」テルヲ(トータス松本)。その悪だくみがきっかけとなり、千代の運命が再び動き出した第4週(12月21日~25日)です。
- 70年代の「名作ドラマは?」と問われて・・・
70年代から80年代にかけては、「ドラマの黄金時代」です。それを支えたのは、まさに「脂がのった」年代に差し掛かった脚本家、演出陣、そして俳優たちでした。
- 【 解読『おちょやん』】シズが色香見せた第3週 千代に波乱含みも
第1週と第2週で、ヒロインの少女時代を描いた、NHK連続テレビ小説『おちょやん』。第3週(12月14日~18日)は、杉咲花さんの本格的スタートとなりました。さて、その加速ぶりは!?
- 【 解読『おちょやん』】なぜ「第2週」で一層面白くなったのか!?
NHK連続テレビ小説『おちょやん』の第2週が放送されました。第1週では、幼い主人公の「過酷な境遇」を伝えようと、やや「貧乏」と「乱暴」を強調し過ぎたきらいがあったのですが・・・。
- 【 解読『おちょやん』】「貧乏」と「乱暴」の第1週
NHK朝ドラ『おちょやん』がスタートしました。女優の浪花千栄子さんがモデルだというこのドラマ、第1週を見て「ちょっと引き気味」になった視聴者が少なくなかったようです。それは一体、なぜなのか?
- 今年の「流行語大賞」に、「3密」などと並んで「愛の不時着」
毎年恒例の「流行語大賞」が発表されました。「3密」や「アベノマスク」といった新型コロナウイルス関連が目立ちますが、このトップ10の中に、韓国ドラマ「愛の不時着」が入っています。
- 朝ドラ『エール』が描いた、怒涛の「ラスト2週間」の意味とは!?
朝ドラ『エール』が幕を閉じました。コロナ禍の中の制作・放送は大変だっと思いますが、しっかり完走したスタッフ・キャストに、まず拍手です。特に前週と最終週の「ラスト2週間」は見事でした。
- 『監察医 朝顔』にある、このドラマならではの「味わい」とは!?
「女優・上野樹里」の新たな代表作とも言うべき『監察医 朝顔』。第2シーズンとなる今期、このドラマが持つ独特の「味わい」が、より強化されています。
- 『共演NG』は、業界ドラマを超えた「大人のラブコメ」
中井貴一と鈴木京香が「共演」している、ドラマ『共演NG』。テレビ東京ならぬテレビ東洋(テレ東)という弱小テレビ局を舞台に、業界タブーにも軽くタッチしながら描かれる、堂々の「大人のラブコメ」です。
- 『恋する母たち』で冴える、大石静脚本の「くいこむセリフ」
『恋する母たち』が、じわじわと面白くなってきました。木村佳乃、吉田羊、仲里依紗という女優陣の好演。そして脚本の大石静さんによる「くいこむセリフ」が冴えわたってきたことが大きいです。
- 『姉ちゃんの恋人』ヒロインに「込められたもの」とは!?
秋には「恋愛ドラマ」がよく似合うのかもしれません。『#リモラブ』『恋する母たち』『この恋あたためますか』などが並びました。その中の有村架純主演『姉ちゃんの恋人』に注目するのは「理由」があります。
- ドラマ『危険なビーナス』は東野圭吾の「原作」を超えるのか!?
小説『危険なビーナス』ですが、東野圭吾さんの「代表作」とか「名作」といったものではありません。とはいえ原作小説と映像作品はあくまで「別物」。いい意味で裏切られることもよくあります。
- スタートした『35歳の少女』、柴咲コウは「着ぐるみ」か!?
「なんて後味の悪い第1話だろう」と思わず苦笑いしました。10日に始まった、柴咲コウ主演『35歳の少女』(日本テレビ系)。ヒロインは「35歳の体と10歳の心を持つ少女」です。
- 『半沢』『わたナギ』『404』だけじゃなかった「夏ドラマ」
「半沢ロス」とか「ナギサさんロス」とか言ってるうちに、間もなく「秋ドラマ」が続々とスタートします。『半沢』『わたナギ』『404』以外の「夏ドラマ」のいくつかを、感謝を込めて振り返ってみました。
- 「踏み込んだ展開」で果敢に攻める『半沢直樹』終盤戦
快進撃が続いている日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)も、残すところ、あと1回。「踏み込んだ展開」で果敢に攻める終盤戦から目が離せません。
- 『半沢直樹』の「休止」は、初めてじゃなかった!?
快進撃を続けている『半沢直樹』(TBS系)ですが、なんと6日(日)の放送は「お休み」。この「一回休止」をめぐって、思い出したのが7年前の『半沢直樹』第1シーズンです。
- 終るのが惜しい!『私の家政夫ナギサさん』怒涛の最終回はどうなる!?
気がつけば、今年の夏ドラマの「目玉」の一つになっていた、多部未華子主演『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、火曜夜10時)。早くも今夜が最終回です。これまでを踏まえての「大胆予測」とは!?
- 週末、『麒麟』の駒も旅に出る!? 気鋭の女優たちが見せてくれる「今年の夏」
いつもとは、ちょっと違う今年の夏。CMの中で気鋭の女優たちが見せてくれる「風景」も、どこか特別な感じがします。
- 今年のお盆は「家で読書」も悪くない!?(読書案内 その2)
いつものような「帰省」がままならない、今年のお盆。ならば、「家で読書」も悪くないのでは? ということで、前回に続いて最近の「新刊」から選んだオススメ本、そのパート2です。
- 今年は「帰省」の代わりに、「家で読書」も悪くない!?
新型コロナウイルスの影響で、今年のお盆はいつものような「帰省」が難しそうです。ならば、帰省の代わりに、「家で読書」はどうでしょう。本は、いつでも待ってくれています。近刊の中から選んだ、オススメ本。
- 『アンサング・シンデレラ』で気になる、スポンサーとドラマの「密な関係」
石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、「薬剤師」を主人公とした医療ドラマ。ただし、スポンサー企業とCMが、ドラマの内容とあまりに近い。その「密な関係」が気になります。
- 国民的ドラマ『半沢直樹』の快進撃を支える、3つの「見どころ」
7月後半、ついに始まった日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)。前作の放送が2013年ですから、なんと7年ぶりの続編。快スタートを切った国民的ドラマには、3つの「見どころ」があります。
- 『ホクサイと飯さえあれば』は、上白石萌音の「連ドラ初主演作」!
上白石萌音主演『ホクサイと飯さえあれば』(2017年、毎日放送制作)が、再放送されることになりました。関西ではMBS(毎日放送)、関東ではtvk(テレビ神奈川)で、今夜(23日)からのスタートです。