8月4日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、1回裏と7回裏にホームランを打った。大谷のマルチ本塁打――1試合2本塁打以上――は、今シーズン5試合目だ。これよりも多い選手は、9試合のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)しかいない。大谷の5試合は、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)と並ぶ。ちなみに、3人のシーズン本塁打は、ジャッジが両リーグ1位の43本、シュワーバーが2位の33本、大谷は11位タイの24本だ。

 ジャッジは、マルチ本塁打の球団シーズン記録をすでに更新している。これまでは、1927年のベーブ・ルース、1961年のミッキー・マントル、2007年のアレックス・ロドリゲス、2019年のグレイバー・トレースによる、8試合が最も多かった。

 このままいくと、メジャーリーグ記録も塗り替えるかもしれない。こちらは、1938年のハンク・グリーンバーグと1998年のサミー・ソーサが、11試合で複数のホームランを打った。

 シュワーバーと大谷も、それぞれの球団シーズン記録に近づいている。フィリーズの最多は7試合。1968年のディック・アレン、2006年のライアン・ハワードチェイス・アトリーが、記録を保持している。エンジェルスは、2000年のトロイ・グロスによる、6試合が最も多い。大谷は、現時点で球団2位タイ。1963年のレオン・ワグナー、1979年のドン・ベイラー、1982年のダグ・デシンセイ、2009年のケンドリース・モラレス、2015年のマイク・トラウトと並んでいる。

 なお、今シーズン、ジャッジがマルチ本塁打を記録した試合で、ヤンキースは8勝1敗だ。シュワーバーと大谷は、3勝2敗と2勝3敗。

 大谷の5試合は、○○●●●だ。敗れた3試合は、いずれも1点差。8月4日にエンジェルスが喫した黒星については、こちらで書いた。

「1試合に7本のホームランを打って負けたチームは、エンジェルス以外にもあるの!? 大谷翔平は2本塁打」