レギュラーシーズンの約半分が過ぎた。セ・リーグの6チームは、平均73.0試合(51.0%)を終えている。パ・リーグの6チームは、平均71.3試合(49.9%)だ。

 盗塁の個人ランキングにおいて、セ・リーグは、18盗塁の塩見泰隆(東京ヤクルト・スワローズ)がトップに立っている。パ・リーグは、25盗塁の髙部瑛斗(千葉ロッテ・マリーンズ)が1位だ。2人とも、ここからも同じペースだとすると、シーズン全体の盗塁は、塩見が35前後、髙部は50前後となる。

 セ・リーグで最後にシーズン40盗塁を記録した選手は、2010年に43盗塁の梵英心だ。過去11年(2011~21年)は途絶えていて、1シーズンに37盗塁以上の選手も、2019年に39盗塁の梶谷隆幸(当時・横浜DeNAベイスターズ/現・読売ジャイアンツ)しかいない。

 それに対し、パ・リーグでは、2011年以降に延べ15人がシーズン40盗塁以上を記録している。延べではなく、2度以上の選手を1人として数えても、その人数は二桁に近い。

筆者作成
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 その前の5年(2006~10年)は、セ・リーグにも、シーズン40盗塁以上が延べ5人いた。このスパンにパ・リーグは延べ6人だったので、人数はほとんど違わない。

 もっとも、1989年以降、盗塁のリーグ総数は、どのシーズンもパ・リーグがセ・リーグを上回る。

 今シーズンは、セ・リーグが計204盗塁、パ・リーグは計282盗塁。それぞれを6で割った1チーム平均は、34.0盗塁と47.0盗塁だ。そこから、全体の数値に大きな影響を及ぼす、各リーグの個人ランキング・トップ3の盗塁を除いても、セ・リーグは157盗塁(1チーム平均26.2盗塁)、パ・リーグは227盗塁(1チーム平均37.8盗塁)なので、依然としてリーグの差は大きい。