マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)は、大谷翔平とのアベック本塁打を誰よりも多く記録している。直近の5月9日は、通算15度目(15試合目)だ。この試合は、6回裏にトラウトと大谷が2人続けてホームランを打ち、大谷は7回裏にも、トラウトの押し出し四球の直後にキャリア初の満塁本塁打を叩き込んだ。

 ただ、その回数は抜きん出ているわけではない。今シーズンの開幕直後にエンジェルスから解雇されたジャスティン・アップトンは、通算14度を数え、トラウトと1度しか違わない。ジャレッド・ウォルシュも、通算12度だ。

筆者作成
筆者作成

 昨シーズンの開幕を迎えた時点では、大谷とのアベック本塁打が二桁の選手は、13度のトラウトしかいなかった。けれども、トラウトが5月18日以降の試合を欠場し、大谷がホームランを量産したことで、その差は縮まった。

 昨シーズン、アップトンは6度のアベック本塁打により、通算14度としてトラウトに並んだ。また、それまで、大谷とのアベック本塁打がなかったウォルシュは、昨シーズンだけで10度。今シーズンも、すでに2度記録している。通算12度目は、こちらも5月9日。4回裏にホームランを打ち、トラウトと大谷を生還させた。

 また、昨シーズンのホゼ・イグレシアス(現コロラド・ロッキーズ)は、エンジェルスでホームランを打った8試合中5試合が、大谷とのアベック本塁打だった。

 イグレシアスは、エンジェルスだけでなく、ボストン・レッドソックスでも1本打ち、昨シーズンのホームランを9本としたが、今シーズンは、まだ1本目が出ていない。もっとも、イグレシアスの場合、パワー・ヒッターではない。1シーズンに二桁のホームランは、2019年の1度きり。それも、11本に過ぎない。

 今シーズンは、ここまで、打率.319(91打数29安打)と出塁率.367を記録している。クアーズ・フィールドをホームとしているにもかかわらず、成績はアウェーが上。ホームの打率.189(37打数7安打)と出塁率.268に対し、アウェーは打率.407(54打数22安打)と出塁率.439だ。サンプル数が少なく、たまたまそうなっているのか、あるいは何か理由があるのかは、まだわからない。