各球団の支配下選手は、計779人を数える(2月9日時点)。そのうちの19人は、大阪桐蔭高の出身だ。昨年のオールスター・ゲームでもそうだったが、他のどの高校よりも多い(「今年のオールスターに選ばれた選手の出身校。高校は大阪桐蔭高、大学は明治大が最多」)。

 大阪桐蔭高を筆頭に、出身者5人以上は、30校が見つかった。ないことを願うが、もしかすると、校名変更などによる見落としがあるかもしれない。例えば、坂本勇人(読売ジャイアンツ)ら5人を擁する八戸学院光星高は、2012年度まで光星学院高だった(光星学院高等学校→八戸学院光星高等学校)。

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 投手が最も多いのは、横浜高だ。年齢が上の選手から順に、涌井秀章(東北楽天ゴールデンイーグルス)、柳裕也(中日ドラゴンズ)、伊藤将司(阪神タイガース)、藤平尚真(東北楽天)、及川雅貴(阪神)、松本隆之介(横浜DeNAベイスターズ)の6人が揃う。

 捕手の最多は、広陵高の4人。白濱裕太(広島東洋カープ)、小林誠司(読売)、太田光(東北楽天)、中村奨成(広島東洋)がそうだ。内野手は大阪桐蔭高の6人、外野手は大阪桐蔭高と東海大相模高の各5人が最も多い。

 桐蔭学園高出身の5人は、いずれも内野手だ。昨年までは内野手以外もいたが、投手の齊藤大将(埼玉西武ライオンズ)は育成選手となり、外野手の井領雅貴は引退した。もっとも、現在の5人のうち、若林晃弘(読売)は内外野を守る。山野辺翔(埼玉西武)も、昨年はわずかながら外野の守備にもついた。

 また、横浜高出身の外野手は、近藤健介淺間大基万波中正の3人とも、北海道日本ハム・ファイターズに在籍している。昨年の7月6日は、スターティング・ラインナップに揃い踏みしただけでなく、外野トリオを形成。近藤がレフト、淺間がセンター、万波はライトに位置した。この試合は、彼らと同じく横浜高出身の髙濱祐仁も、一塁手として先発出場。万波の打順は7番ながら、淺間、髙濱、近藤の3人は1~3番に並んだ。6月11日には、淺間(センター)、万波(レフト)、髙濱(一塁)、近藤(DH)の1~4番も実現している。

 なお、中京大中京高出身の9人中、過半数の5人は、まだ一軍の試合に出場していない。中山礼都(読売)と髙橋宏斗(中日)は、2020年のドラフトで指名された。中村健人(広島東洋)と鵜飼航丞(中日)と畔柳亨丞(北海道日本ハム)は、今年がプロ1年目だ。

 昨年の日本シリーズ出場資格者の出身高校については、こちらで書いた。

「日本シリーズの出場資格者名簿に名を連ねる計80人は、どの高校の出身者が多い!?」