クライマックス・シリーズが導入された2007年以降、レギュラーシーズンに10連敗以上を喫したのは、見落としがなければ、今年の横浜DeNAベイスターズ読売ジャイアンツが、延べ18球団目と19球団目だ。2017年の東京ヤクルト・スワローズは、二桁連敗を2度、10連敗と14連敗を記録したが、同じシーズンなので1球団として数えた。ちなみに、この年の東京ヤクルトは、シーズン3度目の二桁連敗にリーチをかけた。8月27日から9月6日まで、9試合続けて敗れた。

 2007~19年にシーズン10連敗以上を喫した17球団のうち、7球団はリーグ最下位に終わった。その一方で、4球団は3位か2位に位置し、クライマックス・シリーズに進出している。2012年の東京ヤクルト、2017年の東北楽天ゴールデンイーグルス、2019年の東北楽天と横浜DeNAがそうだ。

筆者作成
筆者作成

 今シーズンの2球団の場合、横浜DeNAは最下位の可能性がある。現時点の順位は、5位の中日ドラゴンズまで1.5ゲーム差の最下位だ。残る7試合のすべてに勝っても、クライマックス・シリーズにはたどり着けない。

 3位に位置する読売は、ここから全勝しても東京ヤクルトと阪神タイガースには追いつけないものの、このままの順位を維持すれば、クライマックス・シリーズへ進む。ただ、4位の広島東洋カープとの差は3ゲーム。まだ、入れ替わりもあり得る。

 読売はあと4試合、広島東洋はあと8試合を残している。直接対決はない。読売は4勝0敗あるいは3勝1分なら、広島東洋の勝敗にかかわらず、3位のままシーズンを終える。この2パターンのシーズン勝率は.508(63勝61敗19分)と.504(62勝61敗20分)。広島東洋は8勝0敗でも勝率.500(66勝66敗11分)だ。

 読売が3勝1敗もしくは2勝2分で広島東洋が8勝0敗の場合は、勝率.500で両球団が並び、セ・リーグの規定により、勝利数の多い広島東洋(66勝)が3位、少ない読売(62勝もしくは61勝)は4位となる。

 なお、12球団がそれぞれ最後に喫したシーズン二桁連敗については、こちらで書いた。

「各球団最後の「10連敗」。21世紀に入ってから皆無は3球団。読売は4年ぶり」