9月26日、ホーム最終戦に登板した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、7イニングを投げて10三振を奪い、四球は与えず、失点はホームランによる1点にとどめた。エンジェルスは1対5で敗れたが、大谷に黒星はつかなかった。

 試合後、エンジェルスのコミュニケーションズ・マネージャーであるマット・バーチは、こうツイートした。「エンジェルスのショウヘイ・オオタニは、1シーズンにホームで13試合以上に先発登板し(オープナーを除く)、黒星なしと防御率2.00未満を記録したMLB6人目の投手。彼が加わったのは:2015年のダラス・カイクル、2013年のホゼ・フェルナンデス、1998年のケニー・ロジャース、1985年のオレル・ハーシュハイザー、1944年のテックス・ヒューソン

 大谷を含めた6人のホーム・ゲームの成績は、以下のとおりだ。

筆者作成
筆者作成

 ハーシュハイザーとヒューソンは、リリーフとして投げた各2試合を除いても――先発登板に限っても――防御率2.00未満となる。ハーシュハイザーは、11勝のうち1勝をリリーフ登板で記録した。

 6人のなかで、白星が登板の半数に満たないのは、大谷だけだ。ヒューソンに至っては、13先発のいずれでも白星を挙げた。

 一方、アウェーの防御率は、5.02の大谷が最も高い。2番目に高いロジャースは4.46なので、それと比べても、大谷は0.56も上だ。他の4人は、カイクルが3.77、フェルナンデスが3.50、ハーシュハイザーが3.22、ヒューソンは3.12だった。

 もっとも、大谷がアウェーでいつも好投できていないわけではない。10登板中、半数の5登板は、6イニング以上&自責点3以下のクオリティ・スタートだ。しかも、そのうちの4登板は、6イニング以上を投げて自責点1以下に抑えている。

 今シーズンが終わるまでに、大谷のさらなる登板があるとすれば、あと1試合。その場合は、シーズン最終戦に、シアトル・マリナーズの本拠地、T-モバイル・パークのマウンドに上がることになるだろう。

 この球場では過去に1度だけ、3年前の2018年5月6日に投げている。7回裏に2ラン本塁打を打たれるまで無失点に封じ、2失点の直後に四球を与えたところで降板し、白星を手にした。エンジェルスは、大谷がマウンドを降りる前に6点を挙げ、その後、さらに2点を追加した。