9月18日、本塁打ランキングのトップ3は、いずれもヒットを記録したものの、ホームランは打たなかった。ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は46本、サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)は45本、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は44本のままだ。その一方で、シーズン40本以上の選手は1人増えた。ゲレーロJr.のチームメイトであるマーカス・シミエンが、6試合ぶりにホームランを打って40本に到達した。

 ナ・リーグとア・リーグの球史において、同じチームの2選手以上がそれぞれ40本以上のホームランを記録するのは、これが31度目だ。「40本塁打トリオ」が3組いて、「40本塁打デュオ」は延べ28組を数える。今シーズンのゲレーロJr.とシミエンの前には、2015年に3組のデュオが結成された。コロラド・ロッキーズのノーラン・アレナードカルロス・ゴンザレスが42本と40本、エンジェルスのマイク・トラウトアルバート・プーホルス、ブルージェイズのジョシュ・ドーナルソンホゼ・バティスタは、どちらも41本と40本だ。この計6人中4人は、今シーズンもメジャーリーグでプレーしているが、現在も当時と同じチームにいるのはトラウトだけ。アレナードはセントルイス・カーディナルス、プーホルスはロサンゼルス・ドジャース、ドーナルソンはミネソタ・ツインズにいる。

 シミエンは、ここから4本のホームランを積み上げると、「本塁打王を争うゲレーロJr.と大谷とペレスは、それぞれ「新記録」もかかっている」でも書いたとおり、二塁手のシーズン最記録を塗り替える。さらに、そこから1本増やしてシーズン45本とすれば、ゲレーロJr.とともに史上6組目の「45本塁打デュオ」となる。

筆者作成
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 また、ペレスと大谷の2人と違い、ゲレーロJr.とシミエンは、今年のポストシーズンに出場できるかどうかのボーダーラインにいる。9月18日を終え、ブルージェイズは地区3位ながらワイルドカード・レースの2番手に位置するが、3番手のニューヨーク・ヤンキースとの差は0.5ゲームしかない。ワイルドカードとしてポストシーズンへ進むのは、1番手と2番手の2チームだ。

 なお、日本プロ野球の「40本塁打デュオ」については、こちらで書いた。

「NPB史上8組目の「40本塁打デュオ」を結成するのは、どのチームの2人!?」