「37歳で6試合連続ホームラン」は最年長記録…ではなく。その上には38歳と39歳に40歳も
7月24日以降、ジョーイ・ボトー(シンナティ・レッズ)は、ホームランを毎日打っている。ボトーは37歳。今シーズンは、メジャーリーグ15年目だ。
ボトーが継続中の6試合連続ホームランは、ナ・リーグとア・リーグにおいて、8試合連続の3人と7試合連続の4人を含め、30人以上が記録している。そのなかで、ボトーの年齢は、上から4番目に位置する。トップ3は、40歳のグレイグ・ネトルズ(1984年/6試合連続)、39歳のバリー・ボンズ(2004年/7試合連続)、38歳のフランク・トーマス(2006年/6試合連続)だ。
最年長のネトルズは、ストリーク中の4試合が39歳、2試合は40歳。ただし、バースデー・アーチは含んでいない。誕生日の8月20日も、在籍するサンディエゴ・パドレスの試合はあったが、ネトルズは出場しなかった。ボトーの1歳下、36歳のボンズは、6試合連続ホームランを1シーズンに2度記録した。
一方、最年少は、1993年に8試合連続ホームランのケン・グリフィーJr.だ。当時は23歳。25歳未満で6試合以上の連続ホームランは、グリフィーJr.の他に2人、どちらも24歳で6試合連続のウィリー・メイズ(1955年)とノーラン・アレナード(2015年)がいる。
この10年後にも、メイズは34歳で6試合連続ホームランを記録した。6試合以上のストリークが2度以上は、2度のメイズと3度のボンズしかいない。また。今シーズン、アレナードはセントルイス・カーディナルスでプレーしているが、プロ入りから昨オフまではコロラド・ロッキーズにいた。
なお、ボトーの6試合連続ホームランは、レッズの球団記録を更新した。イライアス・スポーツ・ビューローによると、これまでの最長は、8人による5試合連続だった。そのなかには、2003年のグリフィーJr.も含まれている。