6月20日、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)は、ダブルヘッダーの2試合目に通算100本目となるホームランを打った(写真)。

 378試合で100本塁打は、ナ・リーグとア・リーグの両リーグ史上、6番目に速い。23歳184日で100本塁打は、9番目に若い。ちなみに、それぞれの1位は、325試合のライアン・ハワードと22歳132日のメル・オットだ。また、MLBスタッツは、モダン・エラ(1900年あるいは1901年以降)において、24歳未満で100本塁打&70盗塁に到達した選手として、アクーニャJr.、ケン・グリフィーJr.マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)、アレックス・ロドリゲスアンドルー・ジョーンズの名前を挙げている。

 一方、スタッツ社は、それらとは毛色の違うトリビアを紹介している。マイルストーンのホームラン(100本目、200本目…)がその試合唯一の得点となり、1対0でチームが勝ったのは、ナ・リーグではアクーニャJr.が初めてだという。さらに、ア・リーグでは4人、テッド・ウィリアムズ(400本目)、セス・スミス(100本目)、アダム・ジョーンズ(200本目/現オリックス・バファローズ)、ジャスティン・アップトン(200本目/現エンジェルス)がそうだと続けている。

 ウィリアムズは1956年7月17日のダブルヘッダー2試合目、スミス、ジョーンズ、アップトンは、2016年の4月29日、5月13日、7月18日。最初の3人は、6回裏にホームランを打った。アップトンは2回裏、アクーニャJr.は3回裏だ。

 なかでも、スミスの100本目のホームランは、その試合でシアトル・マリナーズが記録した、唯一の安打だった。アップトンの200本目は、相手チームを含めてもその試合の初安打ながら、デトロイト・タイガースは、その後、ホゼ・イグレシアス(現エンジェルス)とアップトン自身がシングル・ヒットを1本ずつ打った。

 一方、アクーニャJr.が100本目のホームランを記録した試合は、チームメイトのドルー・スマイリーが、6回表の2死まで、セントルイス・カーディナルスを無安打に封じた。非公式のノーヒッター達成まで、あと4アウトに迫った(非公式である理由については「ダブルヘッダーで打たれたヒットは計1本。2試合目は「非公式」のノーヒッター」に書いた)。

 なお、翌日のダブルヘッダー2試合目に、アクーニャJr.は101本目のホームランを打った。この試合も――ホームではなくアウェー、相手はカーディナルスではなくニューヨーク・メッツだが――ブレーブスは1対0で勝利を収めた。その前の99本塁打中、1対0で終わった試合は、通算3本目の2018年5月8日しかなかった。