6月18日、ホームラン・ダービー出場を表明した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、その日の試合で2本のホームランを打った。大谷がメジャーリーグでマルチ本塁打を記録するのは、2年ぶり4度目だ。これまでの3度、2018年8月3日と9月5日、2019年6月30日のいずれも、同じく1試合2本だった。

 マルチ本塁打を記録した日本人メジャーリーガーは、大谷を含めて9人いる。いずれも、1試合2本。そのなかで最も多いのは、7度のイチローだ。イチローよりも1度少ない松井秀喜の場合、2004年のリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第3戦でも2本のホームランを打っているが、ポストシーズンのマルチ本塁打は、ここにはカウントしていない。イチローのマルチ本塁打は、すべて2打席連続。7度のうち4度は、先頭打者本塁打に続き、その次の打席でもホームランを打った。

筆者作成
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 ちなみに、4度目のマルチ本塁打を記録したのは、イチローが通算76本目と77本目のホームランで、松井は130本目と131本目。大谷の4度目は、67本目と68本目だ。

 また、井口資仁のマルチ本塁打は、2度とも満塁本塁打を含む。1度目はグランドスラム&2ラン、2度目は3ラン&グランドスラムだ。どちらも、2打席続けて打った。新庄剛志も、グランドスラム&ソロのマルチ本塁打を記録している。青木宣親のマルチ本塁打はソロ2本ながら、先制&サヨナラだ。

 なお、マルチ本塁打の通算最多は、ベーブ・ルースの72度。1試合2本が70度、1試合3本が2度だ。現役選手では、アルバート・プーホルス(ロサンゼルス・ドジャース)の60度が最も多い。こちらは、1試合2本が56度、1試合3本が4度だ。